セイコーウオッチの高級ブランド「グランドセイコー」から、2種類の新生代ムーブメントを搭載した限定モデルが登場する。グランドセイコーの外装デザインを確立したとされる「44GS」(1967年発売)の55周年を記念したモデルでもある。ラインナップと価格は、ダークグレーダイヤルの「SLGA013」が1,045,000円、ダークブルーダイヤルの「SLGH009」が1,155,000円。それぞれ世界限定550本、うち日本国内は200本ずつ。2月24日の発売予定。
2モデルとも、ダイヤルには繊細な型打ち模様を加工し、宇宙で繰り返される星々の営み、悠久の時の流れを表現した。ケースとブレスレットの素材はステンレススチールだが、通常のステンレススチールよりも腐食耐性が高く、美しい白色で輝くエバーブリリアントスチールを採用している。風防は内面無反射コーティングのボックス型サファイアガラス、防水性能は10気圧、裏ぶたはサファイアガラスのシースルーケースバック。
ダークグレーダイヤルのSLGA013はケースサイズが外径40×厚さ12.1mm、ムーブメントは最新のスプリングドライブ「キャリバー 9RA2」(2021年発表)だ。このムーブメントは最大120時間のパワーリザーブを備え、信州の霧氷をイメージした仕上げが施されている。
ダークブルーダイヤルのSLGH009はケースサイズが外径40×厚さ11.7mm、ムーブメントは手巻き付き自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー 9SA5」(2020年発表)だ。パワーリザーブは約80時間で、独自の水平輪列構造によって薄型化を実現した最新の機械式ムーブメントとなっている。