JR西日本が2022年3月12日に実施するダイヤ改正で、博多南線を走る列車の使用車両が一部変更に。8両編成のN700系(グリーン車あり)を使用する列車が上下各1本のみとなり、平日朝のみ運転される上り2本はN700系から500系に変更される。

  • 山陽新幹線「こだま」に使用される500系

博多南線は博多~博多南間を結ぶ在来線だが、列車は山陽新幹線で活躍する8両編成の500系・700系・N700系を使用し、すべて特急列車として運転される。現在の運転本数は、博多発博多南行の下り列車が平日・土休日ともに28本、博多南発博多行の上り列車が平日28本・土休日25本。ダイヤ改正後も運転本数の増減はないとのこと。

使用車両に関して、現在は下り28本のうち8本が500系、18本が700系、2本がN700系(グリーン車あり)、平日の上り28本のうち9本が500系、16本が700系、3本がN700系(グリーン車あり)だという。ダイヤ改正後、下り28本のうち8本が500系、19本が700系、1本がN700系(グリーン車あり)、平日の上り28本のうち8本が500系、19本が700系、1本がN700系(グリーン車あり)になるとのこと。N700系を使用する列車が減少し、700系を使用する列車が増えることになる。

  • 博多南線の列車が発着する博多南駅

平日朝のみ運転される現行の博多南駅6時38分発・7時15分発の上り2本は、ダイヤ改正で車両をN700系から500系に変更。これにともない、平日朝の上りは博多南駅6時21分発から同駅7時12分発まで、4本連続で500系の列車が運転される。ダイヤ改正後もN700系を使用する列車は、博多南駅9時20分発・博多駅9時28分着と博多駅20時54分発・博多南駅21時2分着の上下各1本。下り最終列車は現行の博多駅23時38分発から同駅23時42分発に変更して4分繰り下げ、使用車両を現行のN700系から700系に変更する。