JR西日本は2022年3月12日のダイヤ改正で、利用状況に合わせ、山陽新幹線「こだま」「ひかり」の運転区間・運転本数を見直すと発表。「ひかりレールスター」車両を使用する「ひかり」の下り1本が運転取りやめ、上り1本が運転区間短縮となるほか、朝および夕夜間を中心に、「こだま」も一部列車で運転取りやめや運転区間の変更を予定している。
下りは朝の時間帯に運転される「こだま」のうち、現行の「こだま783号」(新下関駅8時16分発・博多駅8時42分着)と「こだま835号」(岡山駅6時57分発・広島駅8時5分着)を運転取りやめに。「こだま839号」(姫路駅7時15分発・博多駅10時35分着)は広島~博多間で運転取りやめとなる。夕夜間には、現行の「こだま863号」(新大阪駅16時32分発・博多駅21時25分着)と「こだま789号」(広島駅19時55分発・博多駅21時57分着)を見直し、運転区間・時刻を変更。ダイヤ改正後に岡山駅18時19分発・博多駅21時36分着の「こだま861号」を運転する。
「ひかりレールスター」車両を使用する現行の「ひかり593号」(新大阪駅20時27分発・博多駅23時46分着)も、ダイヤ改正で運転取りやめに。一方で、現行の「こだま871号」(新大阪駅19時29分発・広島駅22時10分着)は運転区間を延長し、新大阪駅19時29分発・博多駅23時39分着の「こだま867号」となる。現行の「こだま873号」(岡山駅21時59分発・新山口駅23時48分着)も運転区間を延長し、新大阪駅20時29分発・新山口駅23時38分着の「こだま869号」として運転される。
上りは「ひかりレールスター」を使用する「ひかり590号」(博多駅6時0分発・岡山駅8時33分着)の運転区間を短縮し、ダイヤ改正後は小倉駅6時7分発・岡山駅8時33分着で運転。同じく「ひかりレールスター」を使用する「ひかり592号」は運転を継続する。朝の時間帯、他にも現行の「こだま836号」(広島駅6時35分発・岡山駅7時39分着)を運転取りやめ、現行の「こだま770号」(小倉駅6時21分発・新山口駅6時55分着)を小倉駅から新下関駅まで運転取りやめとする。
日中時間帯には、現行の「こだま850号」(博多駅11時10分発・新大阪駅16時12分着)が岡山駅から新大阪駅まで運転取りやめに。夕夜間に運転される現行の「こだま866号」(博多駅17時19分発・新大阪駅22時10分着)は、博多駅から岡山駅まで運転取りやめとなり、ダイヤ改正後は岡山駅20時58分発・新大阪駅22時7分着の「こだま864号」として運転される。現行の「こだま874号」(博多駅19時54分発・岡山駅22時36分着)は博多駅から広島駅まで運転を取りやめ、ダイヤ改正後は広島駅21時37分発・岡山駅22時36分着の「こだま870号」として運転する。