MMDLaboは1月27日、「スマートフォン決済(QRコード)の満足度調査」の結果を発表した。調査は1月1日~5日、18歳〜69歳のQRコード決済サービスをメイン利用している男女900名(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、LINE Pay各150名)を対象にインターネットで行われた。

  • QRコード決済サービスを使い始めた理由

    QRコード決済サービスを使い始めた理由

メインで利用しているQRコード決済サービスについて、使い始めた理由を聞いたところ、「ポイントがたくさん貯まるから」(36.3%)、次いで「キャンペーンを知って興味を持ったから」(24.9%)、「普段使っているサービスとポイントが連動しているから」(22.2%)が上位に。

サービス別にみると、PayPayは「キャンペーンを知って興味を持ったから」、d払い、楽天ペイ、au PAY、LINE Payは「ポイントがたくさん貯まるから」、メルペイは「普段使っているサービスとポイントが連動しているから」が、それぞれトップとなった。

  • 利用頻度が最も高いQRコード決済サービス

    利用頻度が最も高いQRコード決済サービス

続いて、メインで利用しているQRコード決済サービスの利用頻度を教えてもらったところ、「1週間に1回以上利用する」という回答は各サービス別で、「PayPay」が74.7%、「楽天ペイ」が74.0%、「au PAY」が63.3%、「d払い」が57.3%、「LINE Pay」が46.7%、「メルペイ」が43.3%と、利用頻度が最も高いのは「PayPay」であることがわかった。

  • メインで利用しているQRコード決済サービスの満足度

    メインで利用しているQRコード決済サービスの満足度

次に、メインで利用しているQRコード決済サービスの満足度を「お得部門」「アプリデザイン部門」「利便性部門」「信頼部門」の4部門においてそれぞれ聞いたところ、お得部門は「楽天ペイ」、アプリデザイン部門は「メルペイ」、利便性部門は「PayPay」、信頼部門は「au PAY」がそれぞれ部門トップに。総合満足度は、1位「楽天ペイ」、2位「PayPay」、3位「メルペイ」となった。

また、家族や友人におすすめしたいかどうか10点満点の点数をつけてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出したところ、9点から10点をつけた推奨者は13.1%、7点から8点をつけた中立者は39.0%、0点から6点をつけた批判者は47.9%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-34.8という結果に。

サービス別にみると、「PayPay」のNPSが最も高く-18.7。次いで「楽天ペイ」と「メルペイ」がー28.7で続いた。