キリンホールディングスは1月26日、グループ会社であるキリンビールがキリンビール仙台工場で購入する全電力を2022年4月より再生可能エネルギー100%にする事を発表した。

  • キリンビール仙台工場

同社の国内ビール工場では昨年の8月より、キリンビール名古屋工場が再生可能エネルギー100%となった。今回は名古屋工場に続く2工場目の試みとなる。

キリンビール仙台工場では、三菱商事エナジーソリューションズが出資・運営する再生可能エネルギー発電所(太陽光発電所)にて発電された環境価値(トラッキング付非化石証書)付きの電力を、MCPD合同会社経由で導入。これにより、再生可能エネルギー100%実現とともに同工場の購入電力由来のGHG排出量がゼロとなる。

同社では、将来的にはキリングループ事業で使用する全ての電力を再生可能エネルギーに置き換え、早期のRE100達成を目指すという。