◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター/フリーランスライター:山志多 あまね

インテリアコーディネーター/フリーランスライター:山志多 あまね

インテリアや日用品に造詣が深いフリーランスライター。
早稲田大学卒業後、大手日用品メーカーでお客様相談業務や商品企画・広告宣伝企画などを担当。家事関連のオウンドメディアやテレビ番組(ミニ枠)の企画運営を通じ、住まい・衣類のお手入れ用品の選び方や家事ノウハウを広く発信した。

退職後、インテリアコーディネーター資格および色彩検定2級を取得。専門知識を活かし、インテリアやライフスタイル関連のメディアで執筆多数。


この記事では、おしゃれなダイニングチェアの選び方とおすすめ商品を紹介します。座り心地のいいクッション付き、回転式、ベンチタイプ、腕が疲れにくい肘掛け付きなどを厳選。無印良品やニトリのほか、マルニやYチェアなどデザイナーズチェアもピックアップしています。

ダイニングチェアの種類

まず最初に考えなければならないのが、ダイニングチェアの形状です。ひとりで座るタイプと並んで座れるタイプのそれぞれの特徴を解説します。

チェアタイプ:一人で座れる

出典:Amazon

ダイニングチェアの大部分は、このチェアタイプです。ひとりでひとつのチェアに腰掛けるタイプで、しっかりくつろいで座れるように工夫がたくさん施されているのが特徴。

チェアを引いて座ったり、立つときに後ろに移動させたりするのがらくにできるのがポイント。複数人で座るタイプよりサイズが小さいので、移動させやすく、掃除のときなどにも便利です。

ベンチタイプ:複数人で並んで座れる

出典:Amazon

座面が大きく、横に並んでふたり以上座れるようになっているのが大きな特徴です。大家族みんなで座るときには、省スペースでより多くの人が同じテーブルで過ごせるようになるのがポイント。

ゲストを呼んでたのしく過ごすことが多いというケースでも、ベンチタイプのダイニングチェアがあれば、いろいろな人数の来客パターンにもフレキシブルに対応できます。

ダイニングチェアの選び方

それでは、ダイニングチェアの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。

【1】座面の素材
【2】クッションの有無
【3】アームレストの有無
【4】サイズ
【5】付加的な機能

上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】座面の素材をチェック

こだわって選びたい重要なポイントのひとつは、ダイニングチェアの座面です。身体と直接触れるところですから、リラックスしてくつろげるかどうかに大きくかかわります。どんなタイプのものがあるでしょうか。

木のぬくもりが感じられるウッド素材

出典:Amazon

ウッド製のダイニングチェアは、自然のやさしさや木のぬくもりを感じられるのが大きな特徴です。木材ですから、時間の経過によって味がでて、より深みのある色合いになったり、手触りがよくなったりしてくれるのもポイント。

ある程度重量があるので、しっかりと安定感があるつくりになっているのも、人気になっている秘訣のひとつでしょう。

高級感があるレザー素材

出典:Amazon

レザー製のダイニングチェアは、高級感を感じられるデザインになっているものが多く、スタイリッシュなレイアウトのダイニングによく似合います。

また、食べこぼしなどでチェアを汚してしまうことがあっても、レザーなら、しみ込んでしまって汚れが取りにくくなるということがなくかんたんに拭き取れるので、お手入れがしやすいというのもポイントのひとつです。

ゆったりくつろげるファブリック素材

出典:Amazon

布や織物でつくられた座面のダイニングチェアは、クッションがきいているので、長時間座っても疲れにくいという特徴があります。家族の団らんや友人とのおしゃべりの時間がよりたのしくできるのがポイント。

また、デザインの種類やカラーのバリエーションも豊富で、ダイニングのほかのインテリアとの組み合わせを考えてチョイスできるのも大きなメリットです。

通気性がよいペーパーコード素材

出典:Amazon

ペーパーコードの座面を使ったダイニングチェアは、通気性がとてもよいのが特徴です。素材が樹脂を含んだ紙製の紐なので、暑い季節に蒸れてしまうということを避けられます。

また、座面が高い強度をたもっているので、座り心地のフィット感が高く、快適に長時間過ごせるようになっているのも大きな特徴。デザイン性も高く、インテリアとしてもたのしめます。

【2】クッションの有無をチェック

ダイニングチェアでくつろぐには、クッションの有無をチェックすることも大切です。クッションのないタイプではどうすればよいのでしょうか。

クッションがあれば疲れにくい

出典:Amazon

ダイニングチェアでゆっくりくつろぐには、座り心地がよく疲れないことが大切なポイント。お尻や腰に問題を抱えている方がいるなら、よりやさしい座り心地のものを選びたいものです。そのためには、座面にクッション性があるかどうかをチェックすることが欠かせません。

木製のダイニングチェアでも座面にはクッションがついているというケースもあります。また、ファブリック製のものでも、クッションの部分が薄くてあまりクッション性を感じられないというものもあるので注意です。

自由にクッションを選べる

出典:Amazon

クッションがダイニングチェアについていない場合でも、心配する必要はありません。ダイニングチェアにセットして使える別売りのクッションを組み合わせて使いましょう。

クッションが別になっているなら、気分に合わせてクッションを買い替えるということも可能になり、よりインテリアとしての役割を果たせるようになります。

家族メンバーが好みのクッションをチョイスするというカスタマイズも可能で、フレキシブルに対応できるのがよいところです。

【3】アームレストの有無をチェック

ダイニングチェアには、アームレストがついているタイプとついていないタイプのものがあります。どちらもメリットがありますから、ご自身に合うタイプについて考えておくことが大切です。

アームレストがあればくつろげる

出典:Amazon

じっくり腰を掛けて読書をするなど、よりリラックスした状態で過ごせるのは、アームレストがついているタイプのダイニングチェアに座った場合のほうです。後ろ側にある背もたれと合わせて両サイドに配置されたアームレストで、より安定感よく身体を支えてくれて、くつろぐことが可能に。

また、立ち上がるときにも、アームレストを支えにして動作できるので、よりスムーズに立てるのもポイントです。

アームレストがないとシンプルなデザイン

出典:Amazon

アームレストがないタイプのダイニングチェアには、よりシンプルな構造でデザイン性が高いものが多いのが特徴。ダイニングの雰囲気に合わせてチェアをチョイスできるのがポイント。

また、チェアの側面になにもないため、横向きに座ったり、横側から座ったり立ったりすることも可能で、使い勝手がよいのもひとつのメリットです。

【4】サイズをチェック

サイズをチェックしておくことも大切なポイント。どの部分のサイズをチェックしておけばよいのかについてのポイントを押さえておきましょう。

座面高

出典:Amazon

座面高とは、床からイスの座面までの高さのことです。足の裏全体を床面にしっかりとつけて過ごせるぐらいが、よくくつろげる高さです。低すぎたり高すぎたりすると、正しい姿勢をたもてなくなり、居心地が悪くなってしまうことでしょう。

また、ダイニングチェアとの高さの組み合わせを考えておく必要があります。低めのテーブルだと、ちょっと低めのチェアを選択して座面とテーブルの高さのポジションが適切になるようにしましょう。

チェアの幅

出典:Amazon

ダイニングチェアの幅は、ダイニングテーブルにチェアをきっちり収められるようにするのに重要なチェックポイント。ダイニングテーブルの脚のあいだにイスがちゃんと収まるのかどうかを確認しておかなければ、イスをテーブルに収納できなくなり、よりたくさんのスペースが必要になってしまいます。

2席以上収める面なら、チェアの間の間隔もしっかり確保できるようにしましょう。

【5】付加的な機能をチェック

便利で快適にダイニングを使うために、ダイニングチェアの付加的な機能もチェックしておきましょう。

折りたためると部屋を広く使える

出典:Amazon

折りたためるタイプのダイニングチェアなら、使わないときに収納場所にしまっておくことで、よりスペースを有効に使えます。

仕事やほかの作業で使うことがあるなら、収納しておけるタイプのチェアがあれば、不要なときは片づけておくことで、不必要に汚してしまうことを避けられます。来客用に余分に備えておいても折りたたんでしまっておけば邪魔になりません。

回転機能があれば立ち座りしやすい

出典:Amazon

ダイニングチェアに回転機能が備わっているなら、立ったり座ったりする動作がよりスムーズにできます。回転しないチェアであれば、イスを後ろ側に引いて動作する必要がありますが、回転するなら、サイド方向に身体を向けることでよりかんたんに出入りが可能に。

ダイニングがそんなに広くなくて、イスを後ろに引くスペース的な余裕がないというケースでもイスが回転することで使い勝手がよくなります。

スタック機能があれば収納がらくに

出典:Amazon

収納能力のポイントとして、チェアがスタックできるかどうかもチェックポイントに含められます。イスを重ねることで、収納したイスの占めるスペースをよりコンパクトにすることが可能になります。

大勢で集まる機会がたくさんあるご家庭なら、ふだんはスタックして収納しておき、みんなで集まるときにだけスタックしたイスを出してきて使用するという利用方法が便利です。

キャスターがついていれば掃除もしやすい

出典:Amazon

ダイニングチェアの脚にキャスターがついていれば、座っている状態でもらくにイスを移動させられるので、年配者などの力が限られている方でも、スムーズにイスを後ろに引いて立ち上がることができます。

また、掃除のときにダイニングテーブルまわりに設置しているチェア類をかんたんに移動でき、隅々まで掃除できるのもポイントです。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

テーブルとの高さのバランスは要チェック

ダイニングチェアを選ぶ際、必ず確認したいのがダイニングテーブルとの高さのバランスです。

高さが合わないと正しい姿勢で食事がしづらくなってしまうため、着席してテーブルに手を乗せたときに肘の確度が90度位になるものを選びましょう。

一般的には、座面からテーブルの天板までの高さが27~30㎝程度になるものが良いとされています。

人気メーカー・ブランドの特徴

おすすめできるダイニングチェアを開発販売しているメーカーを紹介します。

ニトリ

出典:Amazon

メーカーの努力によって、使いやすいと感じられる実用的なアイテムが、求めやすい価格帯で、数多くのラインナップとして販売されているという特徴があるメーカーです。

ダイニングチェアでも、さまざまなアイデアをコンセプトにした使いやすいアイテムが、手ごろな金額設定でバリエーション豊かに販売されているので選ぶのがたのしくなります。

イケア

出典:楽天市場

スウェーデン発祥の家具メーカーで、全世界で人気のメーカーです。シンプルで実用的なデザインコンセプトにもとづいて開発されている数多くのアイテムがあります。

ダイニングチェアでも、独特な発想を起点としたユニークでおしゃれなアイテムがラインナップ。さまざまなタイプのダイニングにマッチするアイテムを取りそろえています。

マルニ

出典:楽天市場

木材工芸を得意分野とする国産の家具メーカーです。木の特性を知り尽くしたノウハウをいかして、伝統的な木材の美しさと近代的な工業技術を組み合わせて、新しい家具づくりを目指しているのが特徴。

ダイニングチェアのジャンルでも、木材家具メーカーだからできる、木を曲げたやわらかな曲線の美しさを備えたチェアを、数多く展開しています。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)