東京・二子玉川の「蔦屋家電+」は1月28日、シャープが開発中のフェムテック関連サービス「生理用品IoT収納ケース」の展示を開始した。サービスの体験は1月29日からスタートする。
フェムテック(Femtech)は、女性(Female)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語。月経や出産、不妊、更年期など、女性特有の健康課題をサポートする製品やサービスを指す。
シャープの生理用品IoT収納ケースは、生理用品をサイズ別にしまえる、センサーつきの収納ボックス。定期的に使用状況をセンシングすることで、買い物のときなど出先からでも、スマートフォンアプリで残量を確認可能。また、普段と同じように生理用品を使うだけで、生理周期を自動的に記録する。
シャープは生理用品IoT収納ケースの開発を通じ、女性の月経にまつわるストレスの軽減と、安心して継続的に利用できるヘルスケアサービスの実現を目指すとのこと。生理用品IoT収納ケースは経済産業省の「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」の採択事業にも選ばれている。