NEWSの増田貴久が、26日深夜に放送されたラジオ番組『増田貴久・中丸雄一のますまるらじお』(MBSラジオ/毎週水曜25:00~25:30)に出演。大みそかから元旦にかけて放送された『ジャニーズカウントダウン2021-2022』(フジテレビ系)で披露した“トラコスプレ”の真相について明かした。

「カウントダウン」で、寅年生まれの年男ユニット“トラっ子ナイン!”として、KAT-TUNの亀梨和也、Kis-My-Ft2の横尾渉、A.B.C-Zの塚田僚一らと登場した増田。他メンバーは、トラのカチューシャをしているだけだったが、増田だけが「トラ」と大きく書かれた黄色の全身タイツにトラのキャップを被った姿で現れ、ファンの間で大きな話題に。リハーサルでは、トラのカチューシャをつけて一言あいさつをするだけだったが、「もうちょっと面白くできないかな?」と思い、番組ディレクターに、「めちゃめちゃクオリティー低いトラで出てったら、大爆笑になりませんか?」と、自ら提案したそう。また、一人だけ“トラコスプレ”だった理由としては、「別にみんなでもいいんですけど、亀梨くんを説得する自信はないので……」とジョーク交じりに話していた。

番組スタッフからは、本格的なトラ衣装の提案もあったそうだが、増田は、「“クオリティーがめちゃめちゃ低ければ低いほど、面白いはずです!”って言って。で、僕が思う一番面白いトラの格好があれだったんですけど……」と、黄色の全身タイツにいたった経緯を説明。本番で、MCのKinKi Kidsから何もツッコまれなかったため、「大爆笑じゃなくて、スベりにいってるみたいなところもあるよ」と釈明しつつ、ステージ上で失笑されてしまった結果に、「なんか思ってる方とスベり方が違ったんだよね~」「スベると思ってたけど、スベり具合?」と、予想外の反応にいぶかしげ。番組の進行上、すぐ次のシーンに移ってしまい、「“もうお前じゃないよ”っていうターンのときに、ずっと立ってなきゃいけない」と苦笑しながら振り返っていた。

一方、メンバーの小山慶一郎と加藤シゲアキも、25日深夜に放送されたラジオ番組『KちゃんNEWS』(文化放送)で、増田の“トラコスプレ”について言及。小山によると、「全身タイツとかどう?」と真面目なトーンで相談されたそうで、加藤は、「ボケが大振りだよね。すごいよね。“このままだとつまんない”って思ったんだろうね」と、増田のバラエティ力に感嘆。続けて、「剛くんが、次の日のライブの楽屋かなんかで、“まっすーおもろかったな~”って言ってたらしいよ」と、スタッフから聞いた裏話を打ち明けると、小山は、堂本剛からの言葉に、「よかったねぇ……」と心底ホッとした様子。さらに、小山によると、堂本光一も、「増田のことをまったくイジらなかったらどうかな?」と、あえてツッコまなかったことを明かし、「すごい考えてフォローしてくれて」と、KinKi Kidsの2人に感謝していた。

“トラコスプレ”で「カウントダウン」の話題をさらった増田だったが、加藤は、「もっとグイグイ行けばいいんだけど、あんな格好しといて、ちょっと照れるじゃん。あれなんなん? 途中で心折れた(笑)?」「そりゃあ、ああなるよ。バッカーンはなんないよ。あれじゃあ」と、大爆笑にいたらなかった理由を分析。「ボケたところまでしか考えてないから」と続けると、小山に、「出オチが好きなのかな?」と言われ、「出オチ好きだよね」と苦笑しながら同調。最後は、小山が、「振り被るからな~。まあでも、僕らもメンバーなんで、最大限フォローしますけど」と宣言するも、「できないです! 限界があります。取れる範囲までのレシーブしか受け取れませんよ」と笑いながら話していた。

なお『増田貴久・中丸雄一のますまるらじお』『KちゃんNEWS』は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。