SMBCコンシューマーファイナンスは1月13日、「20代の金銭感覚についての意識調査2022」の結果を発表した。同調査は2021年12月3日〜4日、20歳〜29歳の男女1,000人を対象にインターネットリサーチにて実施したもの。
パート・アルバイトを除いた有職者567人に対し、目標年収(個人年収)を尋ねた。すると、平均は705万円となり、男性では845万円、女性では517万円という結果となった。
目標年収の平均を前回の調査結果と比較すると、全体では57万円の増加(前回648万円)となっている。男女別では、男性では88万円の増加(前回757万円→今回845万円)、女性では2万円の増加(前回515万円→今回517万円)となった。
また、管理職になってもいいと思える年収も聞いてみると、平均は907万円となった。男性では980万円で、女性では807万円。
前回の調査結果と比較すると、全体では50万円の増加(前回857万円→今回907万円)となった。男女別では、男性では54万円の増加(前回926万円→今回980万円)、女性では33万円の増加(前回774万円→今回807万円)となっている。
続いて、70歳以降も働いていると思うか聞いたところ、66.1%が「働いていると思う」、33.9%が「働いていないと思う」と回答した。前回の調査結果と比較すると、70歳以降も働いていると思う人の割合は、前回(64.0%)に対して2.1%上昇している。
70歳以降も働いていると思う人(375人)に対して、そう思う理由について尋ねた。すると、「働かないと生活費が足りないと思うから」が50.7%で最多となり、次いで「経済的にゆとりのある生活をしたいから」(39.7%)、「健康を維持するため」(24.8%)、「仕事がないとすることがないから」(21.3%)、「社会とのつながりがほしいから」(20.8%)、「仕事が好きだから」(15.7%)が続いた。
前回の調査結果と比較すると、「働かないと生活費が足りないと思うから」は前回では2位だったのに対し、今回では1位となっている。