SMBCコンシューマーファイナンスは1月13日、「20代の金銭感覚についての意識調査2022」の結果を発表した。調査は2021年12月3日〜4日、20歳〜29歳の男女1,000人を対象にインターネットリサーチにて実施した。
まず、毎月自由に使えるお金はいくらあるか聞いたところ、最も多かったのは「1万円以下」(25.3%)で、次いで「1万円超〜2万円以下」(19.3%)や「2万円超〜3万円以下」(17.0%)、「4万円超〜5万円以下」(17.3%)が続いた。平均額は3万2,560円で、前回の調査結果(2万9,398円)よりも3,162円増加している。
婚姻状況別では、未婚男性では3,152円の増加(前回2万9,526円→今回3万2,678円)、既婚男性では4,480円の増加(前回調査2万4,960円→今回2万9,440円)という結果に。未婚女性では5,580円の増加(前回調査3万1,225円→今回3万6,805円)、既婚女性では5,662円の減少(前回2万6,737円→今回2万1,075円)となっている。
次に、現時点でどのくらいの貯蓄ができているか質問してみた。すると、「50万円以下」が44.7%で最も多く、次いで「50万円超〜100万円以下」が16.3%で続いた。「0円」という回答も14.0%あり、調整平均額は68万円。前回調査(72万円)よりも4万円の減少となっている。
婚姻状況別では、未婚者では1万円の減少(前回61万円→今回60万円)にとどまった一方、既婚者では21万円の大幅減少(前回126万円→今回105万円)となった。職業別に見ると、会社員では9万円の減少(前回117万円→今回108万円)で、パート・アルバイトでは11万円の減少(前回37万円→今回26万円)となった。