定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルは1月26日、車両代金の支払いに関する調査の結果を発表した。調査は2021年12月24日〜31日、全国の自家用車を所有する18歳以上の男女8万77人を対象にインターネットにて行われた。
まず、自家用車は新車・中古のどちらで手に入れたか聞いてみたところ、「新車」が64.3%で「中古」は35.7%という結果となった。地方別で見ると、九州地方のみ中古車の割合が40%を超えている。新車率が高いのは、近畿地方(68.3%)や中国地方(67.4%)であった。
次に、車をどのようにして手に入れたかを質問。すると、最も多かったのは「一括購入」で 57.9%となり、次いで「ローン」(34.7%)、「もらった」(3.9%)、「カーリース」(2.9%)が続いた。「ローン」「カーリース」を合わせ、分割払いは37.6%となる。
地方別では、四国では「一括購入」が63.9%と他地域の中で最多となり、「ローン」も唯一3割を割っている。
車の支払い方法の項目別に、都道府県のランキングを実施。すると、一括購入の割合は、全国平均が57.9%なのに対して徳島県が約7割となっている。一方でローンに関しては、青森県、岩手県、山形県の東北3県がランクインし、北海道も2位に。 カーリースは全国平均を大きく上回って沖縄県が1位となった。
「ローン」「カーリース」を利用している人に、月々の支払額について尋ねてみた。すると、1万円〜2万円未満が32.3%で最も多い結果となった。
月々の支払いは家計的にきついかどうか聞いてみると、53.7%と半数以上が「はい」と回答。「はい」と答えた割合を都道府県別に見ると、秋田県(60.7%)や福岡県(60.4%)では6割超となっている。
最後に、カーリースの認知度について調査した。すると、認知度は全国でも78.5%あるという結果が出た。都道府県別では、東京・福岡という大都市や、仙台を擁する宮城など、人口の多い年では特に認知度が高くなっている事が分かる。