秩父鉄道は、交通系ICカード「PASMO」を3月12日始発からサービス開始すると発表した。「PASMO」導入について、「お客様の利便性向上やICカード利用による感染症対策の向上」が目的と同社は説明している。

  • 秩父鉄道の駅に導入される「PASMO」改札機

「PASMO」サービス開始による運賃の変更はない。羽生駅、熊谷駅、武川駅、ふかや花園駅、寄居駅、長瀞駅、秩父駅、御花畑駅では、3月12日から「PASMO定期券」や「記名PASMOカード」「無記名PASMOカード」の販売も開始される。

なお、これら8駅と影森駅、三峰口駅を除く計27駅について、3月11日をもって窓口営業を終了し、翌日以降は係員が定期的に見回りを行う対応となる。手持ちの紙式の定期乗車券や普通回数券は「PASMO」サービス開始後も使用できる。