タレントのタモリによるテレビ朝日系スポーツ特番『タモリステーション~二刀流 大谷翔平の軌跡~』がきょう28日(20:00~)に放送される。

  • 天海祐希=テレビ朝日提供

テレビ朝日アメリカの総力取材により、“野球の神様”ベーブ・ルース以来となる“リアル二刀流”で、メジャー100年の歴史を塗り替えた大谷翔平選手の活躍の秘密に迫る同番組。スタジオには、球界のレジェンドである王貞治氏、二刀流の生みの親ともいえる北海道日本ハムファイターズ前監督であり現侍JAPAN監督の栗山英樹氏、大谷選手のファンである女優・天海祐希らが登場する。王氏は独自の視点から大谷選手について考察し、栗山監督は“人間・大谷”について存分にトークを繰り広げる。

高校時代、投げては160キロの剛腕を見せ、打っては通算56本のホームランを放つ強打者として存在感を放った大谷選手。2012年のドラフト目玉選手として注目されるも、目標はメジャーリーグ。日本ハムファイターズが強行指名したが、入団の可能性はゼロと報じられていた。そんな中、なぜ大谷選手は入団を決めたのか。番組では、交渉を担当した当時のゼネラルマネージャー・山田正雄氏(現・スカウト顧問)、前スカウトディレクター・大渕隆氏(現・GM補佐兼スカウト部長)にインタビュー。今だから語れる貴重な証言をもとに、入団交渉の真実、二刀流誕生を決定づけた瞬間を掘り起こす。

大谷選手が入団を決めたきっかけのひとつとなったのが、日本ハム球団が作成した「大谷翔平君夢への道しるべ」と名づけた資料だった。今回は「メジャーのトップ選手になる」「今まで存在したことのない選手になる」という夢を持つ大谷選手に対し、そのために何が必要なのか、客観的なデータを全27ページにまとめた資料が披露される。タモリは「これは……スゴイですね……!」「説得力がありますね!」と圧倒され、資料に込めた熱い思いを聞いた天海は「大谷選手の夢をかなえるために、その道のスペシャリストたちがこれだけ考え抜いたことにものすごく胸を打たれてしまって……」と、感極まって涙する。