きょう28日のフジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(毎週金曜24:55~ ※関東ローカル)では、なにわ男子特集の最終話を放送する。

  • (左から)藤原丈一郎、長尾謙杜、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、高橋恭平、大橋和也=フジテレビ提供

昨年11月に「初心LOVE(うぶらぶ)」でCDデビューを果たし、新人アイドルとしての一歩を踏み出したなにわ男子に、またしても新たな局面が。東京ドームで開催されるイベントで、先輩たちと同じステージに立つことが決定したのだ。番組では、リハーサルから本番の裏側まで完全密着。7人が経験した、たくさんの“うぶ”を今夜初公開する。

まずは、昨年12月30日開催の「Johnny’s Festival~Thank you 2021 Hello 2022~」。集まった観客は約4万人、13組のアイドルが一堂に会すビッグイベントだ。そのステージで、なにわ男子はデビュー曲を披露する。しかも観客の前で歌うのはこれが初めて。そんな彼らのために、総合演出である嵐の松本潤が用意したのは、広い会場でも映える濃いピンクの衣装。さらに、ドームで行われたリハーサルでは、ほんのわずかな重心のズレを松本に指摘される。決して妥協を許さないストイックなまでのこだわりに、プロとして舞台に立つ意味を改めて考えさせられる7人だった。

そして、迎えた本番。ステージには、結成当初からなにわ男子をプロデュースしてきた、関ジャニ∞の大倉忠義がマイクを手に立っていた。「さあ続いては、2021年に新たに加わった、僕たちのかわいい後輩を紹介したいと思います。こちらご覧ください」…そう言い終わるや、巨大スクリーンに7人の姿が。会場のペンライトがひときわ大きく揺れる中、「なにわ男子」の文字が躍る大舞台に、あの曲が流れ出した。満面の笑みと共にメインステージの階段から登場するメンバーに、客席から大きな拍手が湧き上がる。彼らの歌声と、熱気に包まれた会場。そして、ある歌詞にたどり着く。「運命(キセキ)は待ってたんだ」、その言葉通り、キセキとも思える瞬間を迎えた7人だった。

その翌日、彼らは再び東京ドームの舞台にいた。「ジャニーズカウントダウン」に出演するためだ。終演後、藤原丈一郎は「最高でした。次のステージに進んだっていうのを実感しました」と笑顔を見せた。「東京ドーム、お疲れさまでした!」と、すでに観客のいなくなった東京ドームに向かって大声で挨拶する大橋和也。長尾謙杜と藤原もそれに続いて「お疲れさまでした」「ありがとうございました」と声を上げた。次の目標にドーム公演を掲げるメンバーたちは、万感の思いを胸に、東京ドームを後にした。

西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也の7人で結成された、なにわ男子。夢見た未来に向かい、共に大きな一歩を踏み出した彼らの目に映る景色とは。彼らの物語はまだ始まったばかりだ。

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