共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは1月27日、25,000人のユーザーから得た回答を集計した「フリマアプリに関する調査」(2021年11月26日~12月3日)の結果を発表した。
回答者のうち、「フリマアプリの利用歴あり」と答えたのは44%で、出品・購入ともに「衣類」「本」「趣味関連用品」が上位を占めた。
フリマアプリを使っていない「非利用者」に今後の利用意向を尋ねたところ、全年代あわせて11%だった。一方、すでにフリマアプリを使っている「利用者」に継続利用の意向を聞くと、大きく割合が上がり65%となった。中でも女性20代(82%)、女性30代(78%)、女性40代(74%)が高い意欲を見せた。
利用者における満足度は、満足(「満足」「どちらかというと満足」の合計)が50%、不満(「不満」「どちらかというと不満」の合計)が9%だった。
利用・非利用者に共通して、利用意向は「どちらともいえない」と回答した層が3~4割存在する。このことから、同社は「利用者の継続利用強化および非利用者の開拓が重要」と考察している。
最も多い利用パターンは「購入のみ」(46%)。次いで「出品 & 購入ともに」(44%)、「出品のみ」(10%)。性・年代で見ると、男女ともに若年層は出品・購入ともに利用しており、高年層は購入のみが多い。
出品する物のジャンルは「衣類」(51%)、「本」(41%)、「趣味関連用品」(30%)。購入する物のジャンルは「衣類」(34%)、「趣味関連用品」(30%)、「本」(29%)。出品・購入ともに上位は同じジャンルの品となった。
その一方で「スポーツ・レジャー用品」「自動車・オートバイ関連用品」は出品に対して購入の割合が高く、需要に対して供給が追いついていない可能性がある。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2021年11月26日~12月3日
- パネル:「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしている人)
- 調査対象:20歳以上
- 有効回答数:25,000名