東芝ライフスタイルは1月27日、冷凍冷蔵庫「VEGETA(ベジータ)」の新製品として、6ドアタイプの「FZシリーズ」(3機種)と、5ドアタイプの「GZシリーズ」(2機種)を発表した。発売はFZシリーズが3月下旬、GZシリーズが3月上旬。いずれも本体カラーはアイリッシュグレージュ(ZH)、グレインアイボリー(UC)の2色。
価格はオープン、推定市場価格は以下の通り。
■6ドアタイプ「FZシリーズ」
551Lモデル「GR-U550FZ」:400,000円前後
508Lモデル「GR-U510FZ」:380,000円前後
461Lモデル「GR-U460FZ」:370,000円前後
■5ドアタイプ「GZシリーズ」
501Lモデル「GR-U500GZ(左開きはGR-U500GZL)」:330,000円前後
465Lモデル「GR-U470GZ(左開きはGR-U470GZL)」:320,000円前後
FZシリーズとGZシリーズでは、野菜室の湿度をコントロールして野菜の鮮度を保つ「ミストチャージユニット」に、高い脱臭効果を持つ銅イオンを採用。腐敗臭(アンモニア)や酢酸には90%以上の脱臭効果を発揮し、ニオイの強い野菜からのニオイ移りも抑える。
東芝ライフスタイルの試験では、2時間で腐敗臭(アンモニア)は96%減、酸っぱいニオイ(酢酸)は94%減、玉ねぎ臭(メチルメルカプタン)は71%減したという。
このミストチャージユニットを活用して、新たに開発した「使い切り野菜BOX」も野菜室上段に搭載。使いかけの野菜やまとめてカットしておいた野菜を、ラップなしでも約10日間は新鮮な状態で保存可能になった。
従来モデルからチルドルームや野菜室に搭載していたUV-LEDは、それぞれ2灯に増設した「W-UV除菌」となった。UV照射の量と範囲を拡大することで食品の清潔性を向上し、野菜や果物の栄養価を高めるとしている。日本食品分析センターの調べでは、10日間でキャベツのビタミンC量は18%増加、イチゴのビタミンC量は28%増加、オクラのβカロチン量は57%増加したとのこと。
スマートフォンとの連携では、専用アプリ「IoLIFE」に、省エネ運転をAI制御する「かってにエコ」機能を新たに追加。ユーザーの生活パターンを学習して最適な省エネで運転する。エコ運転率や扉開閉回数などが見える化され、節電効果が実感できる。
■6ドアタイプ「FZシリーズ」のおもな仕様 | |||
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モデル | GR-U550FZ | GR-U510FZ | GR-U460FZ |
定格内容積 | 551L | 508L | 461L |
冷蔵室 | 280L | 259L | 236L |
チルド | 21L | 19L | 16L |
野菜室 | 123L | 112L | 103L |
製氷室 | 20L | 20L | 18L |
冷凍室 | 128L | 117L | 104L |
本体サイズ 幅×奥行き×高さ |
685×699×1,833mm | 650×699×1,833mm | 650×649×1,833mm |
■5ドアタイプ「GZシリーズ」のおもな仕様 | |||
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モデル | GR-U500GZ | GR-U470GZ | |
冷蔵室 | 501L | 465L | |
チルド | 19L | 18L | |
野菜室 | 110L | 103L | |
製氷室 | 18L | 16L | |
冷凍室 | 117L | 107L | |
本体サイズ 幅×奥行き×高さ |
600×745×1,833mm | 600×704×1,833mm |