女優の森田望智とお笑いコンビ・ロザンの宇治原史規が、28日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に出演する。

  • 森田望智=フジテレビ提供

今回は、「緊急特別企画“どうなる!?岸田内閣2022”」と題し、岸田文雄首相率いる内閣の政策や問題点について、脱力メンバーが徹底討論を行う。まずは解説員の岸博幸、吉川美代子が、発足からおよそ3カ月が経った岸田内閣に対するそれぞれの評価をコメント。続いて、宇治原も自身の見解を述べ始める。

隣りの席で大きくうなずきながら耳を傾ける森田だったが、宇治原が話し終えると、「とても聞き応えがあったんですが、ただ…」と、唐突にある“疑問”を口にする。自分は宇治原のファン代表として、国民の声を代弁しているのだという森田の問い掛けに、MCのアリタ哲平(有田哲平)も困惑しきり。しかし、ここで森田はさらに、あることを“提案”し…。宇治原があっけに取られる中、番組は急展開を見せる。

その後、想定外の事態の連続で、スタジオは大混乱。窮地に立たされた宇治原が次々と繰り出す鋭いツッコミにも注目だ。

収録を終えた森田のコメントは、以下の通り。

――番組初登場の森田さん。今回のオファーを受けたときの心境は?

「私自身、いつも楽しく拝見していますし、私の妹やお友達も『脱力タイムズ』のファンなんです。そういう若い世代に人気のある番組に出演できるということで、すごくうれしかったです!」

――森田さんから見た『全力!脱力タイムズ』の魅力とは?

「私は、初めて『脱力タイムズ』を見たときの衝撃が忘れられなくて…実は最初、本物の報道番組だと思って見てたんですよ。違和感を抱きながらも、全部本当の話だと思っていて(笑)。でも、見ているうちに、“…あれ、おかしいぞ?”って(笑)。そうやって、だんだん“あっ、こういう新しいジャンルの番組なんだ”って、番組の見方や楽しみ方がわかってきたというか。本当に新鮮で、今まで見たことがないような面白さにあふれている番組だと思います」

――実際に収録に参加してみて、いかがでしたか?

「正直に言うと、『脱力タイムズ』に、ここまでちゃんとした台本があるなんて、私は全く知らなかったんです。大きく全体の流れだけが決まっていて、みなさん、アドリブでしゃべっているのかなと思っていて。だから、今回のお話をいただいたときも、笑うのをガマンできれば何とかなるかなって思っていたんですが…難しかったです。でも今回、有田さんやスタッフの方々が、練りに練って台本を作られているんだということを初めて知って。面白いものを作るために、ものすごい労力を費やしてらっしゃるんだなと思って、とても感激しました」

――「笑うのをガマン」することは、うまくできましたか?

「いえ…今回痛感したのは、笑いをこらえるのって、こんなにもつらいものなんだなって。なんとかガマンしようと頑張ったんですけど、もう途中であきらめました(笑)」

――他に、収録中に気付いたことや発見は?

「台本があるとわかってからは、“台本を丸々覚えなきゃ!”と意気込んで、それこそ台本以外のことは何も考えずに臨んだんですけど、いざ本番となったら、意外とアドリブで対応しなくちゃいけない場面もたくさんあって。“台本になかった…!”とか思いながら(笑)、けっこう戸惑ってしまいましたね。台本の面白さだけではなく、プラスアルファで有田さんが臨機応変に対応していらっしゃったのが、驚きであり、感動しました」

――ゲストの宇治原さんの印象は?

「宇治原さんとは初対面だったんですが、最初にごあいさつしたとき、ちょっと緊張されている様子で。やっぱりこの番組では、ゲストの芸人さんが一番プレッシャーのかかる立場じゃないですか。そんな宇治原さんを見ていたら、私がプレッシャーを感じている場合じゃないなと思えてきて、頑張ろうという気持ちがさらに強くなりました。だから、宇治原さんに助けていただいた感じですね。普段はクイズ番組で真面目に答えてらっしゃったり、知的なイメージが強かったので、今回の一面はあまり見たことがなく、貴重なお姿が拝見できて、とても楽しかったです」

――では最後に、今回の『全力!脱力タイムズ』の見どころを教えてください。

「“宇治原さんって、そういうこともやっちゃうんだ!”っていう衝撃のシーンがたくさん詰まっていると思います(笑)。その意外性を楽しんでいただけたらうれしいですね。あと、詳しくは言えないんですけど、私の“親友”も登場するので、ぜひご注目ください(笑)!」

――森田さんご自身の注目ポイントは?

「う~ん、何かあるかな…(笑)。でも、台本を忘れずに、セリフもちゃんと言えました!私のせいで流れが止まったらどうしようと思っていたので、今は自分を褒めてあげたい気持ちでいっぱいです(笑)!」

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