声優の花澤香菜が、29日に放送される日本テレビ系ドラマ『逃亡医F』(毎週土曜22:00~)の第3話に登場する劇中歌を担当する。
劇中で成田凌演じる天才脳外科医・藤木圭介が手術の際に昭和歌謡を聴くというルーティーンが話題となって同ドラマ。花澤が担当する劇中歌のタイトルは「すっからかん」で、これも昭和歌謡を思わせる楽曲となっている。
オファーを受けた当初の気持ちを、花澤は「ドラマの劇中歌で昭和歌謡ってどういうことだろうと思っていたんですが、台本を読ませていただいたらちゃんと使いどころがハッキリしていて、なるほど……と思いました。ただ、昭和歌謡を歌ってほしいとオファーをいただくのは私自身初めてで、どうして私なんだろうと思っていたんですが、佐藤(東弥)監督が私のことを元々アニメで知っていただいていて、それでお声がけいただいたと聞いてうれしかったです」とコメント。
楽曲について、「山口百恵さんが歌われたりするような、すごくムードのある聞き心地のいい楽曲ですね。私の歌声を知ってくださっている方からすると、いつもよりアンニュイな声や表情の曲になっているので、そこも楽しめるところかなと思います」としつつ、「私は個人的には藤木さんがいつ捕まっちゃうんだろうと思って、とにかく心配になってしまって……」と、笑顔を交えながらドラマ本編への思いを語った。