3DCGによるキャラクタークリエイターのTomさん。身近にある食べ物などを3DCGで可愛らしいキャラクターとして制作し、ツイッターやYouTubeで発表しています。「もっこもこのパン」「ふぁっさふぁさのエリンギ」などいかにも食感、ではなく触感の良さそうな作品を制作し、多くのユーザーから支持されています。最新作の「もっけもけなエビフライ」に集まった「イイネ」はナント18万超え。フォロワーの声や制作者へのインタビューを通じて、作品の魅力に迫りました。

もっけもけのエビフライを作りました

  • (Twitter　Tom@Txx_CG より引用)

可愛くて、ちょっとユーモラスな造形の「もっけもけのエビフライ」。実物実写のヌイグルミかと思うほど、リアルな仕上がりですよね。国内外のフォロワーたちからも賞賛や驚きの声が寄せられています。

「わかってはいてもヨダレがでるほど可愛いです」「it’s beautiful」「食べ物を飼いたいと思ったのは生まれてはじめてです」「むむ、食感を想像してしまう…」「SO CUTE !!! I LOVE IT !!!!!!」「ふぉるむが素晴らしい　売れる」「本物の布製ぬいぐるみだと…思いました…3d…CG…???」など。中には本物のぬいぐるみかと思っている書き込みなども。制作者のTomさんにお話を伺いました。

■制作者さんに聞いてみた

……食べ物をモチーフにしているケースが多いですが、なぜでしょうか?

シンプルで可愛い形が多いからですね。後は身近にあるものを再現した方がCGをよりリアルに感じれるかな～って意図もあります。

……食べ物ですが、生き物みたいでもあります。どんなことを意識しましたか?

猫感ですね。猫が大好きなんですけど、猫って寝るとき綺麗に体を丸めてエビみたいに寝るんですよ。それがたまらなく愛おしくて少しでもその雰囲気が出るように意識して制作を進めました。

……なぜ食べ物の表面を毛糸のようなテクスチャとしてるのでしょうか

自分が作っているキャラクターをいつかグッズ化したいな～っていう願望があって、それならもういっそグッズを先に作ってしまえ! って、考えに辿り着いたのがきっかけですね。 そしてグッズにするならまずはぬいぐるみにしたい! と思っていたので、まずはそこから着手し始めました。こんなぬいぐるみあったら家に欲しいな～とか、見た人が触りたい! もふりたい! って思えるような質感を目指して作っておりました。

……今後のテーマや目標があったら教えてください

意外にも「欲しい～! 」という声を結構頂いたので、もしこの3DCGで作ったモデルを実物のぬいぐるみ化することに成功したら、販売とかもできたらな～とは思っております。実際に手に取って思う存分もふって欲しいですね! ただ、ぬいぐるみを実際に作った経験が無いので果てしない道のりな気もしますが…。

▼もっけもけのエビフライを作りました