エレクトロラックスは1月26日、ドイツ発祥の上質なビルトイン家電として日本で展開するブランド「AEG(アーエーゲー)」から、「ビルトイン電気オーブン(型番:BPK947730M)」を発表した。発売日は2月17日。価格は421,300円となる。合わせて、AEGのブランドアンバサダーとしてeatrip主宰の料理人・野村友里さんが就任した。
機能性・操作性をアップしたプレミアムビルトイン電気オーブン
調理プログラムの設定や調理の時間・温度の設定といったオーブンのコントロールは、コントロールパネル中央のダイヤル「コマンドホイール」で行う。ダイヤルをさわる、回す、押すといった簡単な操作でこれらを操作できる。
17種類の加熱モードを装備。上下のヒーターのほか、背面のトゥルーファンで熱風を庫内に送り込んで加熱でき、上下と背面の加熱部分を単独で使ったり、組み合わせたりすることで、調理に適した加熱になるよう調整する。
スタンダードなオーブン機能のほか、低温調理や保温、保存食品調理、フルーツや野菜などの乾燥調理、解凍にも対応。パン生地発酵・パン焼きモードや、余熱を利用した省エネルギー調理といったメニューを搭載。
サイドディッシュ、メイン料理、デザートなど、160種類の豊富なメニューから選べるアシスト調理機能もある。肉料理の場合、肉の種類・部位・グラム数をセットすると、調理モードと焼き時間がプログラムされて自動調理が始まる。
焼き加減が難しい塊肉や魚など、芯温測定用のフードセンサーも利用可能。食材の中心にフードセンサーを挿入して加熱すると、設定した温度に達したときにアラームで知らせる。
お手入れに便利なセルフクリーニング機能では、庫内を500℃まで加熱して、庫内に残った食材の残りかすや汚れを熱分解(洗浄時間は汚れに応じて三段階)。庫内を冷ましてから、湿った布巾などで拭き取るだけですむ。
液晶パネルは従来型よりも広く見やすくなった。コマンドホイール(ダイヤル)に触れると液晶画面に現在の調理設定が表示され、設定内容を把握しやすい。また、コントロールパネルにあるボタンで、庫内灯をオンオフできるようになっている。タイマーは開始や終了のタイミングを時刻だけでなく、食材を入れてドアを閉めたタイミングでタイマーを開始するなどと、細かい設定を用意している。
熱くなっているプレートをスムーズに動かす「テレスコピックランナー」を備えるため、プレートに重さのある料理が乗っていても出し入れしやすい。ドアはソフトクロージング機能になっており、ドアを一定の角度まで閉じるとその後は自然にゆっくり閉まるため、料理を取り出した後に両手がふさがっていても肘などで軽く押してやればよい。ドアガラスは4層構造で熱が伝わりにくい仕様だ。
本体サイズはW595×D567(取っ手含む)×H594mm、開口サイズはW560×D580以上×H590mm(キッチンカウンター下へのビルトイン時は、H600mmが必要)、庫内サイズはW480×D440×H370mm、重さは36.5kg。設定温度は30~300℃、小内容量は71L。付属アクセサリーはテレスコピックランナー、ワイヤーシェルフ、ベーキングトレイ(浅型タイプ×2)、グリル・ローストパン(深型タイプ)、フードセンサー。
AEGのブランドアンバサダーに野村友里さん
エレクトロラックスがAEGのブランドアンバサダーに起用した野村友里さんは、eatrip主宰の料理人として、料理教室、雑誌連載、ラジオ番組などで活躍中。今後はAEGキッチン機器を使ったレシピを毎月1作品作っていく予定とのこと。1月のレシピは「冬の白いグラタン~カリフラワーと百合根と蓮根のとろみのグラタン~」となっている。