ファイヤーワークスは1月26日、フィルムカメラをデジタルカメラ化するアダプター「デジスワップ」を発表した。iPhoneを専用アダプターでフィルムカメラに装着すると、iPhneをフィルム代わりにして露光できる。海外での参考価格は、デジスワップデジスワップ本体が199ドル、専用アプリが49ドル、ライカMアダプターが88ドル。国内では、2月24日から開催する「CP+2022」にて初公開し、4月初旬から発売の予定。

  • フィルムカメラをデジタルカメラ化するアダプター「デジスワップ」

デジスワップは、フィルムカメラを改造することなく、iPhoneを装着してデジタルカメラにするための専用ガジェット。フィルムカメラの裏蓋を外し、専用のガジェットを三脚ネジを利用して取り付け、スマートフォンに専用アプリをインストールすることで撮影準備が整う。

  • デジスワップ自体はこのような構造になっている。カメラとは三脚穴で固定する

  • M型ライカに装着したところ

  • 撮影サンプル。全体に周辺光量落ちが大きいうえに暗めの仕上がりで、かなり独特な印象だ

シャッタースピードと絞りはカメラ側で、感度はアプリ側で調整。カメラのシャッターを切れば、連動して写真がスマートフォンに保存される。動画の撮影にも使えるほか、撮影した画像/動画はSNSなどへの投稿にも使える。ガジェットはアルミ削り出し。ハッセルブラッド専用ガジェットとアプリも開発中だ。