DDR5のB660マザーにmicro/Mini-ITX版
ASUSの「ROG Strix B660-G Gaming WIFI」は、Intel B660チップセットを搭載するmicroATXマザーボードだ。ハイエンドのROGシリーズということで、B660ながらDDR5メモリを選択。コンパクトでコストを抑えつつ、性能も追求したい向きに適しているだろう。12+1フェーズ電源など、スペックは強力だ。価格は32,000円前後。
そしてMini-ITXモデルの「ROG Strix B660-I Gaming WIFI」も登場している。この製品も、同様にDDR5メモリを採用。microATXモデルとほぼ同等の機能を備えており、高性能な省スペースPCの構築が可能だ。Mini-ITXながら、M.2ヒートシンクにM.2バックプレートまで搭載。価格は29,000円前後だ。
コスパ重視のH670マザーが3モデル
ASRockから、LGA1700向けのマザーボードが多数登場。Z690モデルとしては、上位機種の「Z690 PG Velocita」が発売された。17フェーズ電源、Killer 2.5GbE+Wi-Fi 6EとIntel GbEのトリプルLANなど、仕様は強力。Taichiよりは2万円ほど安く、コストを抑えたいときにも良いだろう。価格は60,000円前後。
H670モデルでは、ATXの「H670 PG Riptide」、microATXの「H670M Pro RS」、Mini-ITXの「H670M-ITX/ax」が新発売。いずれもDDR4メモリの製品で、コスパを重視する場合には良い選択肢になるだろう。H670M-ITX/axはデュアルLANまで備える。価格はそれぞれ、21,500円前後、21,500円前後、27,000円前後だ。
Radeon RX 6500 XTカードが一斉発売
AMDより新型GPU「Radeon RX 6500 XT」が登場、搭載グラフィックスカードが各社より発売された。同GPUは、6000シリーズのローエンドとなるもの。ストリームプロセッサ数はRX 6600の1,792基から1,024基へと大きく削減されているものの、33,000円前後からという買いやすい低価格が魅力といえる。
【レビュー】Radeon RX 6500 XTを試す - RDNA 2最小、6nmプロセスのNavi 24 GPUを実力検証
https://news.mynavi.jp/article/20220119-2252221/
今回、発売が確認できたのは以下の各モデル。ほとんどのモデルはデュアルファンのクーラーを採用しており、GIGABYTEの「GV-R65XTGAMING OC-4GD」のみ、トリプルファンの大型クーラーとなる。なお映像出力は2端子のみと少ないので、マルチディスプレイ環境を考える場合は注意して欲しい。
メーカー | 製品名 | クロック | 価格 |
---|---|---|---|
ASUS | TUF-RX6500XT-O4G-GAMING | 2705/2825MHz | 37,000円前後 |
ASUS | DUAL-RX6500XT-O4G | 2670/2820MHz | 35,000円前後 |
GIGABYTE | GV-R65XTGAMING OC-4GD | 2685/2825MHz | 37,500円前後 |
GIGABYTE | GV-R65XTEAGLE-4GD | 2610/2815MHz | 34,000円前後 |
ASRock | RX6500XT PGD 4GO | 2650/2820MHz | 36,000円前後 |
SAPPHIRE | SAP-PULSERX6500XT-4GB | 2685/2825MHz | 35,000円前後 |
PowerColor | AXRX 6500XT 4GBD6-DH/OC | 2650/2820MHz | 33,000円前後 |