久留米アリーナ(福島県久留米市)で1月22日、バレーボールのVリーグ女子1部の試合が行われた。久光スプリングス(鳥栖市)は、PFUブルーキャッツ(石川県)と対戦した。
2021年12月に開催された全日本選手権で、2大会ぶりに制覇した久光スプリングス。1月15・16日にNECレッドロケッツとの試合が予定されていたが、関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性者が出たことから中止となり、およそ1ケ月ぶりの公式戦となった。
久しぶりの試合であったためか、なかなかリズムがつかめず、第1セットは18-25で先取されてしまった久光スプリングス。しかし第2セットで石井優希選手の強打が光り、25-11と大差をつけて奪取した。
一進一退の展開が続いた第3セットは残念ながら取得ならずとなったが、迎えた第4セットは石井選手、井上愛里沙選手のアウトサイドヒッターの強打や、フォルケ・アキンラデウォ選手の攻撃もあり、25-22で勝利を収めた。
フルセットに突入した久光スプリングス、第5セットは石井選手の強打が光った。抜きつ抜かれつつの展開が続いたが、終盤に中川美柚選手のサービスエースなどで流れが変わる。一丸となってボールをつなぎ、長いラリーの末に石井選手が執念のスパイクを決め、15-12で勝利。セットカウント3-2でPFUブルーキャッツを破った。
今回の勝利で、久光スプリングスの通算成績は10勝5敗。6位から5位に浮上した。