IDEATECHは1月24日、「23卒就活生の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査結果を発表した。調査は2021年12月24日〜26日、20〜24歳で2023年春に就職予定の就活生547名(男性155名、女性392名)を対象にインターネットで行われた。

  • 就職先企業を選ぶ上で重視する点

    就職先企業を選ぶ上で重視する点

就職先企業を選ぶ上で重視する点を教えてもらったところ、「職場の雰囲気の良さ」(61.2%)、「給与・待遇の良さ」(59.2%)、「福利厚生の充実」(55.2%)が上位に。次いで「仕事内容が魅力的か」(49.5%)、「将来性があるかどうか」(48.1%)と続いたほか、約4人に1人が「SDGsに対する姿勢や取り組み」(24.5%)を上げた。

  • 就職先企業を選ぶ上で「SDGsに対する姿勢や取り組み」を重視する理由

    就職先企業を選ぶ上で「SDGsに対する姿勢や取り組み」を重視する理由

そこで、「SDGsに対する姿勢や取り組み」を重視する理由を尋ねたところ、「将来性のある企業だと判断できる」が最も多く45.5%。次いで「コロナ禍で持続可能なビジネスモデルの必要性を実感したから」と「企業の社会的役割を重視したい」と「企業イメージが良く、親しみが持てる」が同率(44.8%)で続いた。

また、「企業のSDGsへの取り組みは企業選びに影響しますか?」という質問では、実に9割近くの人が「(とても+少し)影響する」と回答。理由を尋ねたところ、「社会貢献ができるのかは働くうえでの誇りに繋がる」「時代の流れに対応し、多様性を認めているという証明になる取り組みだから」「今後より一層SDGsが注目されていくと思うから」「将来性があるから」など、99の回答を得た。

  • SDGs17の目標のうち関心の高いものはどれですか?

    SDGs17の目標のうち関心の高いものはどれですか?

「SDGs(持続可能な開発目標)」の認知については、「内容を詳しく説明できる」が14.2%、「内容をある程度知っている」が58.9%という結果に。SDGs17の目標のうち関心の高いものを教えてもらったところ、1位「5. ジェンダー平等を実現しよう」(37.7%)、2位「3. すべての人に健康と福祉を」(32.3%)、3位「1. 貧困をなくそう」(32.1%)となった。