女優で歌手の西内まりやが23日、東京・銀座 蔦屋書店で写真集『月間 西内まりや』(発売中 3,300円税込 小学館刊)の発売記念イベントを行った。
2006年にデビューして以来、女優をはじめ歌手やファッションモデルなど様々な分野で活躍している西内まりや。そんな彼女が8年ぶりとなる写真集を発売し、ビーチで見せた無邪気な表情はもちろん、都会のホテルの一室では艶っぽい姿を披露するなど、西内の魅力が詰まった1冊となっている。
久々のイベント取材ということで多くの報道陣が詰めかけた中、Burberryの衣装を着用してイベント会場に登場した西内。写真集について「今回は昨年9月末に三浦半島と都内のホテルで撮影しました。28歳になりまして、20代後半にもなったので変わった部分と変わらない自分の二面性が詰まっていて、ありのままの姿が詰まった作品となっております」と紹介し、お気に入りを横顔の明るい表情が写し出された1枚をあげて「今の自分の気持ちに近いものなのかな。いろんな悩みや不安をくぐり抜けて今はすごく前向きになれました。今後進んで行く気持ちが現れているような写真だったので気に入っています」とその理由を説明した。
中には際どいカットも掲載されているが、「自分の中ではポロリがありました。スタッフさんに見られたか分かりませんが、もしかしたら見えちゃったかも(笑)」と苦笑いも。「そんなことは関係なく信頼できたので、ポロリはあったけど写真は素敵なものができたので満足です。今回の写真集は集大成でもあり私の新しい分岐点。色んな意味で色んな自分が詰まっています。すべてをさらけ出して撮影に臨んだので、面白いと思います」と満足そうだった。
西内は2018年からデビュー以来所属していた事務所との契約満了に伴いフフリーの立場で活動中。ここ最近は悩みや不安もあったそうだが、「私自身ここ数年で自分自身とすごく向き合いました。自分ってどんな人間で何が好きなのか、どう生きたいのか深く向き合い、嫌な部分を見つめ直して自分自身を愛せるようになり、人に対しても愛を持てるようになりました」と心境の変化があったという。また、現在の肩書についても言及し、「ないです(笑)。西内まりやです(笑)。あまりこだわっていません。女優やモデルという肩書ではなく、自分はクリエイティブを作り出す裏側にも興味があるのでやりたいと思っていますし、肩書にはこだわってないですね。純粋に自分の心が動いたやりたいことをやります。自分自身と"西内まりや"が一致してきているので楽しいですよ。(あえて肩書を言えば)表現者ですかね」と生き生きとした表情を見せていた。