タレントのタモリによるテレビ朝日系スポーツ特番『タモリステーション~二刀流 大谷翔平の軌跡~』が28日(20:00~)に放送される。

  • 左からタモリ、王貞治氏=テレビ朝日提供

テレビ朝日アメリカの総力取材により、“野球の神様”ベーブ・ルース以来となる“リアル二刀流”で、メジャー100年の歴史を塗り替えた大谷翔平選手の活躍の秘密に迫る同番組。スタジオには、球界のレジェンドである王貞治氏、二刀流の生みの親ともいえる北海道日本ハムファイターズ前監督であり現侍JAPAN監督の栗山英樹氏、大谷選手のファンである女優・天海祐希らが登場する。王氏は独自の視点から大谷選手について考察し、栗山監督は“人間・大谷”について存分にトークを繰り広げる。

2021年11月、大谷選手が日本記者クラブでの帰国会見で「いつまでも覚えていただける選手はなかなかいない。残した数字だけではない、選手として目指すべき人物」とリスペクトをこめて語ったのが、メジャーリーグのレジェンド、ベーブ・ルース。通算714本のホームランを放った伝説のバッターであり、投げては通算94勝を上げ、二刀流の元祖といわれている。番組では投打で活躍するベーブ・ルースの貴重映像を独自入手。1933年、ヤンキースタジアムでのヤンキースVSレッドソックス戦、“約100年前のリアル二刀流”が今蘇る。

また、リポーターの久保純子がベーブ・ルース生誕の地、メリーランド州ボルティモアを訪れて関係者に取材するほか、ベーブ・ルースの孫にも単独インタビュー。二刀流の代名詞的存在であるベーブ・ルースの孫は、大谷選手の活躍をどのような気持ちで見つめているのか。さらには、ベーブ・ルースと大谷選手には意外な共通点も取り上げ、タモリも「これは私も知らなかったですね!」と驚く。

番組では、2021年、大谷選手が日本人歴代最高となる46本の本塁打という記録を打ち立てた事実にも着目。読み解くカギとなるのは、“平均打球速度”と“フライ率”という2つのデータ。専門家の視点で2020年以前と2021年のバッティング動作解析を行っていくと、打撃フォームに“ある進化”が秘められていることが明らかに。スタジオでは、王氏と栗山氏が大谷選手のバッティングフォームを詳細解説。この鋭い分析に、天海祐希も思わず「スゴイ……!」と感嘆の声を上げる。