アイドルグループ・AKB48の小栗有以が23日、都内で行われた写真集『君と出逢った日から』(発売中 2,200円税込 発売元:小学館)の発売記念プレス取材会に出席した。
ファン待望の1st写真集となる同書のテーマは、普段は見られない"素顔"。本人希望のロケ地・沖縄で『初恋の人と、ひと夏の思い出』を切り取ったような写真が満載で、「食べてみたかった!」というブルーシールアイスを前にしたキュートな笑顔や、親密な人だけに見せるようなファニーフェイス、ふとした瞬間に見せる大人びた表情、初めての寝起き姿に、初めての水着、初めてのお風呂姿にすっぴんと、初物づくし。19歳らしい天真爛漫な笑顔やピュアな表情、10代最後の大人へと成長を遂げる途中ならではの小栗の魅力をギュッと詰め込んだメモリアルな1冊になっている。
AKB48の先輩や同期が写真集を発売しているのを見て「憧れというか"私も発売したらどういうことがしたいかな"って考えたりしていました」と写真集オファーに喜んだという小栗だが、「写真集といえば水着のイメージがあって、私は水着撮影をしたことがなかったので、そこにちょっと不安はありました」と吐露し、「自分の好きなことややりたいこと、衣装のイメージだったりを全部リクエストさせていただいて、そんな不安な要素も取り除いて撮影に臨めたので、すごく楽しんで撮影ができました」とにっこり。出来上がった写真集を手にした感想を求められると「ついに完成したんだなと思ってすごく嬉しいですし、この写真集は私にとっての名刺のようなものになるのかなと思うと嬉しいですね。お店に並んでいるところを見てすごく嬉しい気持ちになりました」と声を弾ませた。
また、同写真集のテーマ"素顔"について聞かれると「普段、アイドルをしていると、曲のイメージで歌を歌ったりしているので、なかなか素顔をお見せする機会ってなくて、(今回) 写真集ということもあって素顔をお見せするってことでしたが、緊張して素顔をお見せできないかと思っていました」と不安を抱いていたそうだが、「実は表紙が1日目の最初の写真で、1日目からリラックスして撮影できたので、素顔がしっかり載っているんじゃないかなと思います」と手応えを滲ませた。
加えて、『初恋の人と、ひと夏の思い出』という裏テーマもあったそうで「久しぶりにおばあちゃんの家に行ったら、初恋の人に久しぶりに会って、その人と一緒に時間を過ごすというのが裏テーマだったので、そういうイメージを持ちながら撮影に挑んでいました。なので、見ている方にもキュンキュンしてもらえたら嬉しいなと思います」とアピールし、自身の初恋について追求されると「幼稚園のときですかね。同級生のかわいらしい男の子に"かっこいいなあ"って子どもながらに思っていました。スポーツができて、周りからも注目されていた男の子で、私も興味を持って見ていました。一緒に紙芝居を聞いたりしていました。隣にいましたね」と回顧し、照れ笑いを浮かべた。
さらに、初めての水着撮影について聞かれた小栗は「海は好きだったんですけど、日焼けをしてしまうので、AKBに入ってからは全身黒タイツで海に入っていたんですけど、ほぼ初めて、肌に何もない状態で地に舞い降りたので(笑)、すごくソワソワドキドキしました」と吐露しつつ、「水着を着て、ポニーテールにしてシュシュをつけてもらったら体が動いてノリノリになってしまって、頼まれてもいないのに『ポニーテールとシュシュ』を踊ってしまって(笑)。その動画を見返したら恥ずかしすぎて『永久保存版でお願いします』って言ってしまったんですけど、それくらいノリノリになって楽しんで撮影できました」と笑顔を見せた。
すっぴんでの撮影も初挑戦したという小栗は、同撮影時、日の出を待っているときに頭から波を被ってしまうというハプニングがあったことを明かし「何事もなかったようになっているんですけど、髪も顔も濡れちゃって、薄いグレーの服もまだらになっちゃったので、服を海に浸して濃いグレーにして撮影しました。でも結果的には髪が濡れていて、逆にいい感じになっているのでよかったなって思います。お気に入りの写真になりました」といい、大きな麦わら帽子を手にすると「写真集といえば、ドキッとする1枚があるイメージだったので、私もドキッとするキラーショットに挑戦したいなというのがあったので、この大きな麦わら帽子を使って、ドキッとしてもらえるだろうなというカットを撮っています。ぜひチェックしていただけたら嬉しいです」とオススメした。