iPhoneアプリのアイコンとして利用される画像は、四隅がカーブを描いた正方形で、ディスプレイの解像度に応じて切り替えられるよう数種類のファイルを用意しなければならないなど、細かく仕様が決められています。
しかし、ホーム画面に並ぶアイコンのすべてがアプリとはかぎりません。ブックマークなどアプリ以外のアイコンも同じく四隅がカーブを描いた正方形で、一見で見分けることは困難です。アプリであっても、iOS標準のアプリとサードパーティ製アプリのアイコン仕様はまったく同じ、標準装備のアプリかそうでないかは外見では区別できません。
アイコンの種類を見分けるには、ホーム画面でアイコンを長押しすると現れる「クイックアクションメニュー」を利用します。Safariで作成したブックマーク、またはショートカットアプリで作成したプログラム(ショートカット)であれば、「ブックマークを削除」というメニューが表示されます。
実際、WEB版のGoogleマップで作成したブックマークとGoogleマップアプリのアイコンは、ホーム画面に並べると見分けがつきませんが、クイックアクションメニューを表示すればすぐにわかります。ホーム画面だけでなく、Appライブラリでも同じ方法でアイコンを区別できます。
なお、この方法はiOSに標準装備のアプリかどうかの判定にも使えます。サードパーティ製アプリ(またはNumbersなど標準装備ではないアプリ)の場合、「Appを共有」というメニューが表示されますが、「連絡先」や「カレンダー」などiOSに標準装備のアプリでは表示されません。