ハイアールジャパンセールスは1月20日、国内販売20周年を記念した「ハイアール 20周年発表会」を実施。「20周年アニバーサリーモデル」と銘打った冷蔵庫やドラム式洗濯機を会場に展示しました。
アニバーサリーモデルの展開は、同社が2002年1月に日本で「ハイアルジャパン株式会社」(現ハイアールジャパンセールス)を設立してから、2022年で20年目となることを記念したもの。
新生活向けの小容量家電の販売で国内シェア伸ばしてきた同社ですが、今後はファミリー向けの中型大型家電にも注力し、2025年には1.5倍の売上げを目指すといいます。新製品をチェックしました。
「セカンド冷凍庫」に需要あり、家食の高まりで
自宅で食事をすることが多くなり、それにともないお取り寄せやまとめ買いなど、保存する食材が増えています。
そうなると足りなくなるのが冷凍室。既に自宅にある冷凍冷蔵庫とは別に「セカンド冷凍庫」の導入に注目が集まっています。そんなニーズに応え同社が2022年2月に発売するのが、前開きタイプの冷凍庫です。
右開きタイプ、左開きタイプが選べる280Lの冷凍庫
スリムボディに大容量の食材を収納できる前開き式冷凍庫「JF-NUF280BR」「JF-NUF280BL」は、霜取りの必要がないファン式の冷凍庫。容量は280Lで、買い物カゴ約8.4個分の食材がたっぷり入ります。庫内は引き出しタイプになっているので、食材の整理がしやすそうです。
扉部分には、温度設定を行なう操作パネルを搭載しています。-24度、-20度、-18度、-16度、-8度、4度の6段階で温度設定が可能です。冷凍食品を保存できるだけでなく、4度に設定すれば米や飲みものなどのストックにも使えます。
部屋のレイアウトや置き場所にあわせて、右開きタイプと左開きタイプを選べます。冷凍庫の左開きは珍しいので、探していた人にはうれしいですね!
1度単位で温度調節できる226Lの冷凍庫
226L容量の前開き式冷凍庫「JF-NUF226A」は、温度調節を細かくできるところが特徴です。
温度は4度、-8度のほか、-14度から-24度までは1度単位で調節できます。バスケットごとに温度設定はできません。-8度に設定すると、包丁で切れるくらいの柔らかさで冷凍できるそうなので、親戚や友だちとバーベキューする場合など、材料をストックしつつも一度に大量の下ごしらえが必要な時に便利です。
ドラム式洗濯機を参考展示。液体洗剤・柔軟剤を自動投入
会場では、近日発売予定のドラム式洗濯乾燥機「JW-TD90S」(未発表)も参考展示されていました。
容量9kgのドラム洗濯機で、温水で洗えるほか、少量の衣類の洗濯なら約15分で終える「快速コース」を備えています。また、ハイアールブランドで初めて液体洗剤・柔軟の自動投入機能を備えました。
ちなみにハイアールの日本事業は、ハイアールジャパンセールス、アクア、ハイアールアジアR&Dで推進しています。「アクア」ブランドでは液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を備えたドラム式洗濯乾燥機AQW-D12Mを販売していますが、「ハイアール」ブランドとしては初めて同機能を備えたというわけです。
このほか、2室独立構造でそれぞれ温度を設定できる冷凍庫「JF-NUF168A」(未発表)が参考展示されていたほか、2021年10月に発売した4ドアフルフレンチデザインの冷凍冷蔵庫・バタフライフラップシリーズ「JR-NF406A」も展示されていました。
20周年記念サイト開設、抽選で冷蔵庫が当たるキャンペーンも
ハイアールでは20周年を記念した特設サイトのオープンや、「世界中の人に愛されている」をコンセプトにしたキャンペーンを実施します。冷蔵庫が抽選であたるTwitterキャンペーン、対象製品を購入するとJCBギフトカードが当たるキャンペーンなどが行われるので、気になるユーザーは特設サイトをこまめにチェックするとよさそうです。
成人を迎えた山之内すずさんが「一日広報」に!
ハイアールが20周年(成人)を迎えたということで、発表会場では同じく成人を迎えたタレントの山之内すずさんが登場しました。「一日限定の“広報部 新米広報担当”」に就任したほか、ゲストとして登場した杉浦太陽さん、辻希美さんに家事の悩みを相談。杉浦太陽さん、辻希美さんは高い家事能力を生かして、山之内すずさんの悩みにアドバイスしていました。