テレビ朝日のドキュメンタリー番組『テレメンタリー2022』では、甲状腺がんと診断されたがん専門医に密着した『がんになった医者』(長野朝日放送制作)を、23日(27:25~)に放送される。

  • 甲状腺がんの摘出手術前に診察を受ける中村将人医師

長野県松本市の総合病院で働く中村将人医師(48)は、がん化学療法の専門医で、地域のがん患者を長年治療してきた。「地方の病院でも世界基準の治療をしたい」と研究熱心で、化学療法の分野では長野県内のリーダー的存在になっている。

そんな中村医師が昨年1月、8年ぶりになんとなく受けたPET検診で甲状腺がんと診断された。豊富な経験からあまり不安も見せず、勤務する病院で摘出手術を受け、術後3日で退院するが、術後の後遺症で声が出にくくなり、回復に時間がかかった。

思い通りにならない療養の日々を、罹患前からよく知る取材ディレクターが追い、手術前後の様子と、その後の職場復帰に向けた病院内のやり取りなどを撮影。また、信州大学医学部附属病院で受けた放射性ヨード内用療法と、それに伴うシンチグラムの様子も撮影した。

さらに、娘のまいさん(21)と過ごす休日や、新型コロナワクチン接種の様子なども取材。ナレーターは、中村あゆみが務める。