お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が18日、YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』に出演。動画「オリラジ中田敦彦が本音で語った『俺は漫才師じゃねぇ』【芸人の光と闇】」内で、千原兄弟・千原ジュニアの楽屋を訪問した時の印象を振り返った。
今までほとんど仕事での交流がなく、きちんと一対一で話すのも今回が初めてのふたりだが、ジュニアは中田が収録前に「ちょっといいですか?」「お茶いただいていいですか?」と楽屋を訪問してきたことがあったと回顧。「こいつ本番前に先輩の楽屋に行って、なんかアイドリングして本番迎えようって決めたんやな」と思いは汲み取りながらも、「俺も俺で準備あるから、俺でまずはスタートせんといて」と思っていたと伝えた。
中田によると、それは2010年頃のこと。武勇伝でブレイクしたものの、人気が下がり始めてから3年が経過しており、「本当にきつかった」「いよいよ落ち目になってから3年経つからヤバいぞってなってた」時期で、仲のいい先輩芸人たちから「お前はかわいくない。藤森見てみろ」「もっと先輩にかわいがられろ」などのアドバイスを受けていたという。
たとえば品川庄司・品川祐からは「お前は真面目すぎるけど、ちょっとぐらい失礼でもいいんだよ」と言われ、土田晃之からは喫煙所で先輩芸人に「タバコをください」と言い、そこからコミュニケーションを始めることを明かされたそう。いわゆる“タバコミュニケーション”だが、これを聞いた中田は「それだ!」とひらめき、「楽屋行って『お茶をもらおう』をやろう」と決断。
その結果、「全芸人さんのところに、関係性もないのに『おはようございます』って言って、ドアを内側から閉めて座りだす」という一風変わったコミュニケーションのとり方に。一方、訪問された側のジュニアは「色々考えてやってるんやろなあ、もがいてるんやろなあって感じやった」と思っていたと伝えると、中田は「先輩でもいろんな対応があるなかで、一番居場所なかったのジュニアさんでした」「もう帰ってくれへんかなあ(オーラ)がすごくて」と懐かしそうに話していた。