IBJが運営する結婚相談所ネットワーク「日本結婚相談所連盟」は、結婚相談所で成婚した424人にアンケート調査を実施し、その結果を1月20日に発表した。調査は2021年11月15~24日の期間、日本結婚相談所連盟で成婚した424人を対象にインターネットにて行われた。
はじめに、「プロポーズをされることに気づいていましたか?」と尋ねると、女性の8割以上が「気づいていた」「もしかしたらと思った」と回答。
「気付いていた」と回答した人に理由を聞くと、「相談所からそれとなく聞いていた」(27.4%)、「態度で察した」(25.6%)に回答が集まった。相談所ではプロポーズ成功に向けて、二人の結婚に対する温度感の確認や女性の希望を橋渡しするなどのサポートを行っているため、"察する"女性も多かったと考えられるとのこと。
次に、プロポーズ後の気持ちの変化を尋ねると、男女ともに「ますます好きになった」が半数を占める結果に。プロポーズという一大イベントを経て、パートナーへの思いが高まる人が多いよう。
一方で、「少し不安になった」と回答した人は男性12.3%、女性20.8%という結果に。いわゆる、マリッジブルーは一定数起こり得るもののようだという。
続いて、入籍日は何を基準に選んだのかを調査すると、最多は「縁起のいい日」(39.4%)、次いで「覚えやすい日」(24.1%)、「こだわりなし」(9.8%)と続いた。
「縁起のいい日」を選んだ人に理由を尋ねると、「いい夫婦の日が大安だったため」(30代・女性)や、「8月10日で、『ハートの日』あるいは『鳩の日』=平和を連想させるため」(30代・男性)などの回答があがった。
毎年パートナーと過ごしたい記念日について質問すると、約8割の男女が「結婚記念日」「誕生日」をあげた。「特にない」と回答した人は1割未満に留まることから、記念日はパートナーとの特別な日と考えることが多いという。
最後に、独身時代と結婚後の幸福度を100点満点で数値化してもらったところ、独身時代は平均70.6点に対し、結婚してからは平均88.9点と大きく上回る結果となった。