バブリーダンスの振付で一躍有名となった振付師のakaneが、映画『SING/シング:ネクストステージ』(3月18日公開)で吹き替えに初挑戦することが21日、発表された。

  • ストリートダンサー・ヤマネコのヌーシー役を演じるakane

前作『SING/シング』で世界で唯一、全編吹き替え版の制作が許された日本では、内村光良をメインキャストに迎えた豪華声優キャストと製作陣が集結、クオリティの高さも大きな反響を呼び、インターナショナル興収(アメリカ以外の国と地域の成績)でもNo.1の大ヒットを飾った。前作から5年、最新作『SING/シング:ネクストステージ』では、新たな仲間も加わり、バスター・ムーン一座が夢の舞台でショーを発表するため奮闘する物語が描かれる。

このたび、ゴリラのジョニー(大橋卓弥)にダンスを教える新キャラクターのストリートダンサー・ヤマネコのヌーシー役に、バブリーダンスの振付で一躍有名となった振付師のakaneが抜てきされた。

新たなステージで難易度の高いダンスを披露することになったジョニーは、鬼コーチによるスパルタレッスンにより自信喪失に…歌やダンスの楽しさを忘れ、レッスンの時間がトラウマとなってしまったジョニーは、街の中心で生き生きと楽しそうに踊るヌーシーの姿を見て、世界が一変。勇気や元気を与える力強いダンスで、落ち込んでいたジョニーの気持ちを奮い立たせ、ダンスの師匠としてジョニーと二人三脚で夢の舞台を目指すキャラクターを演じている。

akaneは初の洋画吹き替えながら、指導にあたるダンサー役という自らとの共通点を持つキャラクターを演じるにあたって、「前作の『SING/シング』も、とびきりの音楽がたくさんあって、前向きになれて後押ししてもらえる、何度も観たくなる大好きな作品でした。ダンサーのヌーシーという役は、とにかくダンスに熱く、生き物離れしている凄い技ばかりで、自分がダンスしているときの気持ちを乗せて臨めたので楽しかったです。私にとってもダンスは“人生”と言えるくらい大好きなので似ているなと思いましたし、ヌーシーは指導するときに“音楽に身を任せるんだ”と、相手が頑張ろうと思える言葉をかけているので、私自身も今後大事にしていきたいと思いました」と明かしている。

また、本作ならではのストーリーに準じ、課題曲に合わせたダンス動画の投稿オーディション“ダンス・キャンペーン ~DREAM BIG DREAMS あなたの夢を応援します!~”の開催が決定致した。優勝チームは本作の公開記念イベントのステージで、吹き替えキャストと共にダンスを披露する権利をゲット。コロナ禍でパフォーマンスを発表する機会や表現する舞台が少なくなってしまっている、志高いダンサーたちの夢を応援するキャンペーンとなっている。

審査は、グンター役の斎藤司、akaneが行う予定。バスター・ムーン一座と共に、夢の舞台を創り上げることができるプレミアムな切符への応募期間は、1月28日~2月中旬ごろ。詳細は公式サイトにて。

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