オープンワークは1月20日、「働きがいのある企業ランキング2022」を発表した。同ランキングは、2020年7月1日~2021年12月31日の間に「OpenWork」に投稿された、社員・元社員による「職場環境」に関する8つの評価点を集計しランキング化したもので、今年で9回目。
働きがいのある企業ランキングの結果、「グーグル」が3年ぶりに1位に返り咲いた。続く2位には、初のTOP3入りを果たした「中外製薬」がランクイン。以下、3位「リクルート」、4位「セールスフォース・ドットコム」、5位「プルデンシャル生命」、6位「アビームコンサルティング」、7位「P&Gジャパン」、8位「ソニーグループ」、9位「日本マイクロソフト」、10位「デロイトトーマツコンサルティング」と続いた。
社員・元社員のクチコミを見ると、「グーグル」では、「この会社に3年以上いるだけでも、日本企業の10年ぐらいの濃密な体験ができます。また、キャリアにこの会社の在職を加えられただけでも、退職後もその実績がついて回ります」「女性のみならず、ありとあらゆる面で公平性を保とうとしている努力が見られます。女性のマネジメントはもちろんのこと、女性のキャリアをサポートするメンターシステムも充実しています。福利厚生でも家族へのサポートは手厚く、働きやすい環境です」といった評価が。
2位の「中外製薬」は、「最近は自身のキャリア志向もだいぶ考慮されるようになり、やりたいこともやれる雰囲気ができてきた。また、3年目までの研修と英語研修が充実している」「年齢、性別に関係なく活躍できる風土がある。コンプライアンスに対する意識は非常に高く、経営トップからのメッセージも定期的に発信される」とのこと。
3位の「リクルート」では、「さすがと言わざるを得ない環境です。しっかりとした研修制度があり、ビジネスマナーから、トップセールスの営業方法まで全てを学べます」「何事も全力で『圧倒的当事者意識』を求められる。中途入社で入ると前職や他企業との文化の違いのギャップで戸惑う人は多いが、それを乗り越えると段々と業務が面白くなるはず」といった評価が見受けられた。