女優の田中律子が、22日に放送されるBS日テレのバラエティ番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE』(毎週土曜21:00~)に出演する。
MCのおぎやはぎは、田中と同学年。13歳で芸能生活を始めた大先輩に、2人は容赦なくいじりを浴びせていく。
東京・町田でスカウトされ、13歳で芸能界デビューした田中。美容師一家で、父はハーレー乗りというしゃれた環境で育った。そんな田中の初めてのマイカーは、所属事務所の社長から20歳のお祝いにプレゼントされたもの。登場したのは、誰もが一度は憧れる高級ドイツ車だった。矢作兼も思わず「これ、20歳でくれるの?」とぼう然。アウトドア好きな田中は「これでキャンプ行ってました」と懐かしそうに振り返る。
21歳で早くも2台持ちオーナーに。しかも、新愛車はなかなかの大きなボディーを誇るアメ車だった。田中は「これに乗ってたからこそ磨かれました。運転技術が」と語る。イメージとのあまりにかけ離れた車選びに、小木博明は「俺の思ってる田中律子っていうのが違ってきちゃった」と驚きを隠せない。
歌手としても活動し、とある巨匠からも楽曲提供を受けながら、残念ながらヒットには恵まれず。シングルは11枚、アルバムは5枚も発売したといい、矢作は「で…1枚も(売れない)?」と恐れずツッコミを入れる。
実は芸能界にひと区切りを打ち、美容師への転身を考えていたが、そんな時に出会ったのが、ドラマ『101回目のプロポーズ』(フジテレビ)。大ヒット作への出演をきっかけに、芸能界で生きていく覚悟を決めたという。武田鉄矢とW主演した浅野温子の女優魂を象徴するエピソードも披露。バブルらしい、はっちゃけすぎた当時のドラマ打ち上げの思い出も披露する。
12年に沖縄に家を購入し、移住生活を始めてから、今年で10年目に突入。14歳で初めて西表島に行って以来、長く移住を夢見ていた田中が、家を購入しためぐり合わせの出来事について語る。自宅の映像も公開。家のベランダから見渡す限りの鮮やかなブルーの海に、矢作は「嫌になってくるね。マンションに帰るのが」と絶句。田中も「もう(東京に)帰る気はない」とぞっこんの様子だ。番組の最後には、沖縄生活で購入したキュートな国産車も登場する。