米AMDが1月4日(現地時間)に発表した製品のうち、エントリークラスにあたる「Radeon RX 6500 XT」搭載グラフィックスカードが一斉にメーカー各社から発表された。Radeon RX 6500 XTは6nmプロセスで製造されており、54億個のトランジスタを集積。共通する仕様としてバスインタフェースはPCIe 4.0 x4、GPUメモリにGDDR6 4GBを搭載する。詳細な仕様や性能についてはレビュー記事『Radeon RX 6500 XTを試す - RDNA 2最小、6nmプロセスのNavi 24 GPUを実力検証』に詳しい。
ASRock
ASRockからは、Phantom Gamingブランドのデュアルファンモデル「RX6500XT PGD 4GO」が登場。取り扱いはCFD販売で、1月21日発売予定。メーカー想定売価は35,970円前後。
- ブーストクロック:2,820MHz
- 映像出力端子端子:DisplayPort 1.4×1、 HDMI 2.1×1
ASUS
ASUSは、2つのAxial-techファンを搭載したDualシリーズから2スロット厚に収まるコンパクトモデル「DUAL-RX6500XT-O4G」を発表した。1月21日発売予定で、メーカー想定売価は34,800円前後。
- ブーストクロック:2,670 MHz
- 映像出力端子:HDMI 2.1×1、 DisplayPort 1.4a×1
GIGABYTE
GIGABYTEは、トリプルファンを組み合わせるGAMING OCモデル「GV-R65XTGAMING OC-4GD」とデュアルファンのEAGLEモデル「GV-R65XTEAGLE-4GD」の2製品を展開。両製品ともにCFD販売が取り扱い、メーカー想定売価はトリプルファンモデルが37,400円前後、デュアルファンモデルが34,100円前後。
- ブーストクロック:N/A
- 映像出力端子:DisplayPort 1.4a×1、 HDMI 2.1×1
- ブーストクロック:N/A
- 映像出力端子:DisplayPort 1.4a×1、 HDMI 2.1×1
PowerColor
PowerColorは、ダブルボールベアリングを採用したデュアルファン仕様の「AXRX 6500XT 4GBD6-DH/OC」を投入。アユートとCFD販売が取り扱い、1月21日発売予定。メーカー想定売価は33,000円前後。
- ブーストクロック:2,820MHz
- 映像出力端子:HDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×1
玄人志向
玄人志向は、シングルファンを搭載したコンパクトな「RD-RX6500XT-E4GB/SF」を発表した。CFD販売が取り扱い、1月下旬発売予定。メーカー想定売価は29,700円前後。
- ブーストクロック:2,815MHz
- 映像出力端子:HDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×1