米Googleは1月19日(現地時間)、Android向けに提供されているゲームアプリをWindowsでプレイできるようにする「Google Play ゲーム」のベータテストを開始した。ベータ版は香港、韓国、台湾で提供されており、今のところ日本では提供されていない。

2021年12月10日、Microsoft Theaterで開催されたゲームイベント「The Game Awards 2021」で発表されていたサービス。クラウド側でゲームクライアントを動作させるのではなく、Windows PCのローカル環境にインストールして実行するというもの。PC版として提供されるアプリはデベロッパーと協力して最適化され、デバイス感でのシームレスな同期に対応するという。

Google Play Gamesを実行するための最小要件も公開されており、Windows 10(2004以降)、8スレッド以上のCPU、8GB以上のメモリ、20GB以上の空き容量があるSSDで利用可能。Windowsの管理者アカウントが必要で、ハードウェア仮想化も有効化しておく必要がある。

ベータ版はまだ日本で提供されていないが、公式ページは日本語化済み。「お住まいの地域では、まだベータ版をご利用いただけません」という文章から、日本でももうすぐベータ版に参加できるかもしれない。Googleアカウントでログインすると、ベータ版提供開始時に通知を受け取れる。

  • 「Google Play ゲーム」というワードは今後PC向けのエクスペリエンスを指すことになる