八芳園は、一般社団法人 日本環境保健機構・第3回アレルギー対応スイーツコンテスト実行委員会が主催する「アレルギー対応スイーツコンテスト2021」にて受賞したスイーツ2種を、2月1日~28日まで八芳園内レストラン「Thrush Café(スラッシュカフェ)」にて提供する。
同社は婚礼施工組数の約96%の結婚式において、アレルギー対応を実施していることが自社調査の中で判明。
この結果を受け、列席者が安心して食事を楽しめ、アレルギーを持つ人も他のゲストと同一の料理で「おいしい」を共感し合える時間を提供したいと考えた。その思いから7大アレルゲン(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)を除去した婚礼メニューを開発。
現在では食物アレルギーだけではなく、あらゆる食の文化や嗜好に対応できる体制を整え、食のバリアフリー化への可能性を広げているそうだ。
そこで、「アレルギー対応スイーツコンテスト」における「食物アレルギーがあってもなくても、みんなが笑顔になれるスイーツ」の啓発を目指す取り組みに八芳園は共感。同社シェフがコンテスト審査員の一人として参加することが決定した。
今回は、多くの魅力あふれるアレルギー対応スイーツの中から受賞した2種を、八芳園内レストラン「Thrush Café」にて期間限定で提供する。
「タルト・タタン」(7大アレルゲン除去※)
考案者である学生の部優勝の萩原 万葉さんは、本商品について「アレルギーをお持ちの方だけではなく、そのご家族やご友人も、みんなにおいしいと感じてもらえるようなスイーツを目標にしました」と語る。
りんごの酸味を生かし、満足感が得られるよう砂糖や豆乳の配合にひと工夫。小麦粉を使用せず、アーモンドプードルと米粉の割合を調整してサクサクのタルト生地に仕上げているそうだ。
「エデン」(7大アレルゲン除去※)
一般の部で優勝した小林 富裕さんによって考案されたスイーツ。"アレルギー対応"と聞くと味が落ちてしまうイメージがあり、だからこそ「とにかくおいしいものをご提供したい」と、おいしさへのこだわりを追求したという。
「普通と変わらない見た目と味のお菓子を作ること」をコンセプトに、多くの試行錯誤を積み重ね、ココナッツやアーモンドミルクを使用したムースや、さまざまなフルーツを使用することで深みのある味わいに仕上げている。
いずれも、価格は単品900円・ドリンクセット1,500円。2月1日~28日の期間限定商品となっている。
※本商品の製造と同じ製造場所・キッチン・食器などにおいて、小麦・乳・卵・そば・えびを使用