アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める映画『大怪獣のあとしまつ』(2月4日公開)の場面写真が19日、公開された。

  • 左から眞島秀和、山田涼介

    左から眞島秀和、山田涼介

同作は、特撮映画で倒された怪獣の“その後”を描く完全オリジナル作。首相直属の特殊部隊の帯刀アラタ(山田涼介)が現場指揮の任務を背負わされ、環境大臣秘書官で元恋人の雨音ユキノ(土屋太鳳)とともに、ガス爆発も時間の問題という巨大な死体の後片付けに立ち向かうことになる。

この度解禁された場面写真は特務隊・一等特尉の帯刀アラタ(山田涼介)と特務隊・隊長 敷島征一郎(眞島秀和)の上官×部下コンビが互いに真剣な眼差しで向き合っているカット。2人がいるのは巨大なテント内に大型スクリーンや観測機器などあらゆる装備を備え、怪獣の死体近くに設営された特務隊の拠点“Zビレッジ”で、敷島隊長など中枢メンバーが常駐している。

怪獣の死体処理という前代未聞の難題の責任者に任命されたアラタは特務隊の頼れるリーダー敷島とともに協力して危険と隣り合わせの現場でミッションに挑む。特務隊として国家の運命を背負い、難題に挑む2人の決意が伝わるカットとなっている。

そして元特務隊・隊員で爆破のエキスパートであるブルースこと青島涼(オダギリジョー)の新場面写真も解禁。ブルースは怪獣処理の方法のひとつとして、ダムの水圧を利用して怪獣の死体を動かす作戦遂行のため、この作戦の肝となる爆破技術の適任者としてアラタから要請を受ける。かつて特務隊・第一特攻隊で活躍しており、隊からの信頼も厚い。

特務隊の衣装は青一色だが、ブルースの対照的な衣装について、三木監督は「特務隊の世界観はブルー。警察と軍隊の中間に見えるようにイメージしました。映画『スターシップ・トゥルーパーズ』のような現代的な装備に近いイメージにして、濃いめのブルーを部隊色として設定しましたが、特務隊時代に組織のはみ出し者だったオダギリくん演じるブルースのみ、色合いを少し変えています。規律には従わないけど腕はすごいタイプにしたかったので、少し浅めの色にしました。"青ヘル"として隊の中で有名な男だったという設定です」と細かな構想を語っている。

(C)2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会