映画『ウェディング・ハイ』(2022年3月12日公開)の完成披露試写会が18日に都内で行われ、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、中尾明慶、 向井理、高橋克実、大九明子監督が登場した。
同作はバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリーで、大九明子が監督を務める。絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は、お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルを担当するが、参列者たちの熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ。新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する中越の姿を描いた群像コメディ映画となっている。
結婚式に乗り込もうとする新婦の元彼を演じた岩田は「自由にやらせていただいた」と振り返り、「衣装合わせの時に監督に『どういう役どころで何をやって生計を立ててる設定なんですか?』と聞いたら、『職業とか設定とかそんなものはない』と言われて。なるほどと思って、この映画の中での立ち位置を理解しました」というくらい、自由な役だったという。大久監督は岩田が同役を演じることについて「私もびっくりしました。これやるの? やった! みたいな気持ちで一緒にのびのび作っていった印象があります。いろいろ想像を超えるポーズをしていただいてるんですけど、私が『こんな感じです』と見せたら『なるほど』と。いつだってかっこいい男でしたね」と感謝した。
岩田は「後半はずっと向井さんとイチャイチャしてる役なので、ぜひイチャイチャをお楽しみに」とアピールするが、中尾が「映画を見た個人的な感想としては、あえて"岩ちゃん"と言わせていただきますけど、岩ちゃんのお尻が、超きれいなんです。マジでキレイで。僕はお尻のケアを今後頑張ろうと思いました」と言い始め、驚いた様子に。岩田が「けっこう、だらしない体してましたけどね、あの時」と恐縮すると、監督と中尾は「またまた〜」「めっちゃキレイですよ」と絶賛していた。
件の温泉シーンについて、監督は改めて「本当に楽しくて、スタッフも(岩田を)裸で待たせたままで足湯に浸かった状態で撮影したりとか」と明かす。岩田が「すっぽんぽんでしたからね、本当に」と苦笑すると、監督は「すっぽんぽんは言い過ぎだと思います! ちゃんとしてます」と撮影用の処理をしていることもアピールし、「私、殺されちゃうからやめてください」と訴えていた。