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【この記事のエキスパート】
スタイリスト:高橋 禎美
大手アパレルメーカーを退職後、パーソナルカラーコンサルタント、スタイリストとして独立。お客様に合わせたバランスの取り方やファッションを楽しむコツを分かりやすくアドバイス。パーソナルカラー診断も会社員時代から仕事の中で関わっており実績と定評がある。
また、FPとしても活動しており、個人FP相談や投資初心者の女性に向けた「はじめての投資セミナー」を開催中。お金とファッションに興味のある女性に支持されている。
トレンチコートはメンズ・レディース問わず秋・冬・春までロングシーズン着回せるアウターとして人気。防風性や防水性があり、しっかりした生地で、定番のベージュや知的な印象のネイビー・ブラック、パステルカラーなどがあります。この記事ではトレンチコートの選び方とおすすめ商品を紹介します。
トレンチコートとは
元々は、第一世界大戦でイギリス軍が使う防水コートとして開発されたトレンチコート。軍服であったことから、カーキやベージュのイメージがあり、時代が変わっても親しまれているアイテムです。
象徴的な特徴としては、D字の金具・肩のベルト・胸のあて布があげられます。現在では、カラーやデザインが豊富なタイプも。男女問わず着用され、品のある大人っぽいコーディネートに取り入れられることもあります。
トレンチコートの選び方
まずは、トレンチコートの選び方をチェックしていきましょう。スタイリスト・高橋禎美さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのトレンチコートを選ぶために参考にしてみてくださいね。
シーンに合わせた丈感
トレンチコートは、3つの長さに分かれ、長さによって印象が変わります。
ロング丈:大人っぽく見せたいなら、ひざ下まで長さのあるロング丈。サッと羽織るだけで上品で落ち着いた印象を与えてくれます。
ミディアム丈:コーディネートで合わせやすい、ひざ丈ぐらいのベーシックな長さ。カラーやデザインが豊富です。
ショート丈:腰ぐらいの長さなので、ジャケット感覚で着用できます。
コーディネートの際は、ボリュームのあるロングスカートや、ワイドパンツなどと組み合わせるとボトムがすっきりみえるでしょう。シーンに合わせたコーディネートには、丈の長さで選ぶことも必要です。
裏地やライナーの有無
トレンチコートには、裏地やライナーがついているものがあります。ライナーとは、取り外しができる裏地のこと。裏地やライナーがついていると、防寒にもなり暖かく着用できます。
春は裏地のない軽いタイプを。冬は裏地のついているものが便利です。季節の変わり目や温度差があるシーンで着る場合は、ライナータイプの方が着脱ができ、調節することができるでしょう。心地よくトレンチコートを着るためには、裏地・ライナーの有無を確認しましょう。
カラーで選ぶ
トレンチコートも、今ではさまざまカラーのものが提供されています。ほかのアウターのように、コーディネートやシーンに合わせてカラーで選ぶということができるようになりました。
自分の好きな色のトレンチコートを見つけて着ることも可能です。トレンチコートには、どんな色があるのか、どのカラーを選べばいいのかなどを紹介いたします。
ベージュ
トレンチコートの定番カラーといわれているのがベージュです。軍用であったルーツの名残も感じられます。ベージュはシンプルで上品なカラーなので、インナーがどんな色柄でも、上から羽織るだけでキマる、そんなコーディネートも可能です。
ベージュのトレンチコートを着るときには、モノトーンカラーをベースにコーディネートして、コントラストを強めるとモダンでよりおしゃれな演出ができるでしょう。
ネイビー・ブラック
オンとオフの両方で着こなしができるのがトレンチコート。ネイビーやブラックのトレンチコートは、知的で落ち着きのある印象をもたらします。
デザインや素材によっては冠婚葬祭で着ることも可能。スマートさも感じることから、ビジネスシーンや、大人カジュアルも演出します。オン・オフで使い分けてコーディネートするときに選んでみましょう。
パステル調やくすみカラーもある
ピンク・イエロー・ホワイトなどの明るい色は、春先に着るのがおすすめ。パステルカラーが映えるでしょう。秋冬に着こなすときには、インナーにホワイトやベージュ系を合わせれば、落ち着きのあるコーディネートが演出できます。
また、ブラックのインナーに、淡いピンクのトレンチコートを合わせれば、モダンな印象も。ボルドー系のボトムと合わせれば、上品で女性らしさも味わえます。ブルー系では、グレーに近いくすみカラーもおしゃれ。グレーも濃淡によって雰囲気が変わります。
ナチュラル系ブランドにも注目
トレンチコートが定番の有名ブランドも気になりますが、ナチュラル系ブランドのトレンチコートは、デザインが豊富なので注目してみましょう。
トレンチコートは、基本の型は決まっていますが、素材やカラーで各ブランドの特徴がよく表現されています。好きなブランドのトレンチコートは1着持っていてもいいでしょう。注目のブランドを紹介します。
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)
アーバンリサーチは、カジュアルなテイストをベースにして様々な都市をリサーチ。世界中のデイリーウエアなどをセレクトしています。
ロゴカラーのブルーは、明るい未来への「希望」を込めたもの。コスメや食品、本や生活雑貨などを幅広く展開しています。アーバンリサーチのトレンチコートは、従来の定番の型より優しいシルエット。無駄のないシンプルなカラーとデザインが特徴です。女性らしさを演出できるでしょう。
NATURAL BEAUTY BASIC(ナチュラルビューティベーシック)
NATURAL BEAUTY BASICは、定番なのに新しい。やりすぎないNATURAL BEAUTY BASICの引き算トレンドで、シンプルな大人の雰囲気を味わえます。
働く女性がオンとオフに着こなすことができるデザインのアイテムが豊富。トレンチコートは、デザインが違うものがいくつかあり、好きなタイプのコートが選べます。色はベージュやくすみナチュラル系です。
COMME CA ISM(コムサイズム)
コムサイズムは、日本の会社のFivefoxs(ファイブフォックス)が立ち上げたブランド。黒を基調としたデザインが多く、モード系のブランドです。日本の暮らしをもっと美しく、もっとおしゃれにしたいというのがコンセプト。
ファミリーを対象にした店舗にも入っており、足を運びやすいブランドでもあります。トレンチコートは、定番のベージュ系で、オーソドックスなトレンチコートが楽しめるデザインです。
スタイリストがアドバイス
シーンに合わせて仕様やデザイン、素材、色を選ぶ
【エキスパートのコメント】
ファッションの側面からすると、トレンチは他のコートとは違い、トレンドに左右されずに毎年新作が出てくる珍しいアイテムです。
特にビジネスの場で利用するなら、質の良いものを選びましょう。本来のトレンチコートは綿を高密度に織り上げたギャバ素材です。光沢のあるしっかりとした素材を選ぶとよいですね。
季節に対応できるようにライナー取外し可のタイプにすると便利です。普段に羽織るなら素材も色も好みで選んでOKです。