昨季限りで現役を引退したサッカー元日本代表の大久保嘉人氏が24日から28日にかけて、女優の黒木瞳がナビゲーターを務めるニッポン放送『ENEOSプレゼンツ あさナビ』(毎週月曜〜金曜 6:43〜)にゲスト出演する。

  • 大久保嘉人氏 =ニッポン放送提供

「20年間のプロ生活、お疲れ様でした」と黒木の労いの言葉から対談はスタートする。昨年11月、世間を驚かせた突然の引退発表。来シーズンの契約も決まっていたのになぜかと問いかける黒木に、大久保氏は「キツいキャンプをやっている自分が想像がつかなかった」と現役の幕引きの理由を語る。

また「(今は)サッカーをしようとも思わない。サッカーボールも触ってない」と引退後の様子も告白。「遊びなら。本気でやって体をどんどんぶつけては無理。痛い」と、J1で史上初の3年連続得点王を獲得したストライカーとは思えない本音も飛び出す。

さらに話題は、現役最後のシーズンとなった昨年、9歳の三男・橙利(とうり)くんと大阪で2人暮らしをした話にも。これまで全くやらなかった料理や洗濯など家事全般に悪戦苦闘。遠足のお弁当作りでは不安で前日から眠れなかったと明かした。

いかに(家事が)大変だったかが身に染みたという大久保氏。「バスタオルとか1回使ったらすぐ洗ってたんです。けれど1回使っただけで洗うの、もったいない」と考え方も変わったと語り、橙利くんと一緒にバスタオルを使った話で笑いに包まれるひと幕も。

2人の対談は、家族の大切さを感じる大久保家のエピソードから、主夫生活で習得した得意料理「太刀魚の煮付け」の話にも及んだほか、大久保氏が目指すものや理想としている指導者についても熱く語っている。