マイナビは1月17日、「マイナビ 2021年卒入社半年後調査 ~コロナ禍の就活生の「その後」は?/with コロナ2年目の新入社員の実態~」の結果を発表した。2021年卒業予定として就職活動を行い、その状況をモニター調査で回答した人を対象に、入社半年時点で追跡調査を実施し、その結果を比較・分析した。調査期間は2021年10月25日~11月1日、有効回答は918人。

「新入社員生活」を表す漢字、1位「楽」

  • あなたの「新入社員生活」(勤務先に入社してから今まで)を漢字一文字で表すと(上位抜粋)

学生時代に現在の勤務先のインターンシップに参加していた人に「勤務先のインターンシップにあてはまるもの」を尋ね、その結果を現在の勤務先の満足度別にみたところ、満足度3以下と満足度5(最高値)で最も大きな差がついたのは「自分に合っていると感じた」で26.0ポイント差。次いで「楽しかった、面白かった」が22.1ポイント差、「職場の雰囲気が良かった」が20.3ポイント差となった。

「何歳まで働き続けたいか」という質問について、就職活動時(2021年8月)と今回で勤務先の満足度との関係を比較したところ、満足度3以下の場合、就職活動時は男子66.0歳、女子63.3歳だったのに対し、入社半年後は男子60.1歳、女性53.9歳と、働き続けたい年齢がかなり低くなることがわかった。

「新入社員としての生活」を漢字一文字で表してもらったところ、1位は「楽」で、選んだ理由は「楽(らく)」より「楽しい(たのしい)」のほうが多かった。以下、2位「忙」、3位「学・苦」、5位「変」と続いた。

入社して半年の間に在宅勤務があった割合は前年比12.0ポイント減の59.0%、入社初日から在宅勤務だった割合は同15.1ポイント減の16.4%、在宅勤務だった日数の平均は同9.3ポイント減の29.3日と、いずれも前年より減少した。