アピックスインターナショナルは1月17日、レトルトパウチを手軽に温められる専用調理器「レトルト亭」の一般販売を発表した。1月下旬に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は7,680円前後。

  • 「レトルト亭」。クラウドファンディングサイト「Makuake」での先行販売では4,511%の達成率を記録した

「レトルト亭」は、カレーや丼もの、惣菜といったパウチ詰めのレトルト食品を、パウチのまま本体に挿入して温められる調理家電。一般的にはお湯で温めたり、電子レンジで温めたりすることが多いレトルト食品だが、「レトルト亭」ではパウチ状態のまま加熱するため、湯をわかしたり別の器に移したりする手間がかからない。

  • アルミパウチや電子レンジ対応パウチなど多彩なレトルト食品に対応。ただし冷凍レトルトパウチやレトルトご飯には使えない

2021年8月にクラウドファンディングサイト「Makuake」で支援を募り、4,511%の達成率で終了。今回一般販売をスタートさせる。Makuakeでは当初予定していた先行販売用初回生産分の1,200台が27時間で完売し、急きょ追加した2,000台も1週間弱で完売したという。

本体内には低温ヒーターを2つ設置し、レトルトパウチをヒーターで挟み込んで食べごろの温度まで加熱する。加熱時間はダイヤルを回して設定し、目盛りは「小盛」「普通」「大盛」の3種類。内容量のめやすは、「小盛」が130g~179g、「普通」が180g~259g、「大盛」が260g~300g。

本体サイズはW255×D80×H200mm、重さは約1.5kg。消費電力は200W、電源コード長は約1.8m。

  • 本体側面のダイヤルで加熱時間を調整する

  • お湯を沸かしたり、別の器に移したりする手間がなく、テレワーク中でもほったらかして使えるのが魅力