カシオ2022年2月発売のG-SHOCK新製品を実機写真で！

カシオ計算機から、2022年2月発売予定のG-SHOCK新製品情報が発表された。そこで今回も実機写真とともにお届けしたい。ラインナップを見渡すと、比較的買いやすい1～2万円台の価格帯でアナログモデルが充実している印象だ。

ルービックキューブコラボレーションモデル

1980年代の大ヒットで世界的なブームを巻き起こし、以降、幅広い年齢層を魅了し続ける立方体パズル「ルービックキューブ」。発売以来、全世界の累計販売数で4億5,000万個を記録したこの歴史的アイテムと、G-SHOCKのコラボレーションモデルが登場。

あのルービックキューブとのコラボレーションが実現！

ベースモデルは、バンドとベゼルの交換が可能な薄型八角形の「GAE-2100」だ。ダイヤルはルービックキューブを模したカラーでデザインされ、製品でも印象的だったホワイトとブラックからインスパイアされたという2種類のベゼルパーツが付属する。

バンドはブラック。遊環と美錠には、ルービックキューブの6面体に使用される色をアクセントとして使用、ポップなデザイン性と同時に遊び心も感じさせる。ブーム直撃世代垂涎の1本だ。価格は20,900円。

ベゼルパーツを外した状態

ホワイトとブラック、2種のベゼルパーツが付属する

ダイヤルのデザインは、まぎれもなくルービックキューブ！

ダイヤルの3色にベゼル上の文字色を足して、全6面体のカラーになる

グリーンとオレンジはここにも！

FIRE PACKAGE '22

新たなフィールドや世界にチャレンジする人々に向けた人気シリーズ「ファイアー・パッケージ」の2022年モデルが登場。

今回はメタルと樹脂のハイブリッドモデル「G-STEEL」から「GST-B400FP」と「GST-W300FP」、アナログ針とデジタル表示のコンビネーションモデル「AWG-M100SF」、デジタル表示のモデルには「GW-2320SF」をラインナップ。各モデルとも機能と性能はベースモデルと同様だ。

定番の人気「G-STEEL」

G-STEELの最新モデルをベースととした、Bluetooth対応モバイルリンク機能搭載のGST-B4OOFP-1A2JR

今や希少な電波ソーラーモデル、GST-W300FP-1A2JR

スタンダードラインのイメージカラーはブラック＋ローズゴールド

ハニカムの文字板がイカす！電波ソーラー搭載のAWG-M100SF-1A5JR

こちらも電波ソーラーモデル。時刻視認性も高いGW-2320SF-1B5JR

鮮やかなブルーや落ち着いたローズゴールドをアクセントカラーに、新たなフィールドへ立ち向かう希望を、落ち着きや信頼性を感じさせる知的なカラーで表現した。

価格は「GST-B4OOFP-1A2JR」が54,450円、「GST-W300FP-1A2JR」が40,150円、「AWG-M100SF-1A5JR」が26,400円、「GW-2320SF-1B5JR」が23,100円。スペシャルパッケージが付属するので、新生活を迎える人たちへのギフトにもぴったりだ。

冬春カジュアルに心も躍るアクセント、SoundWaveシリーズ

武骨なビッグケースの「GA-900」と、薄型スポーティーなオーバルケースの「GA-2200」、2つのアナデジコンビモデルをベースモデルとしてチョイスした「SoundWaveシリーズ」が登場。

スキー場に着けて行きたい！ GA-900SKL-7AJF

クリアケースの効果で、一瞬ダイヤルが浮かんで見える不思議なデザイン

ケースとバンドのカラーは「GA-900SKL-7AJF」がクリア（無色）、「GA-2200SKL-4AJF」がクリアレッド、「GA-2200SKL-8AJF」はクリアブラックと、計3色をラインナップ。ダンスホールに降り注ぐ音をイメージしたという。機能と性能はそれぞれのベースモデルと同様だ。

なんと、ベルトも透明。顔料の粘りがなくてもG-SHOCKに求められるバンド性能をクリア！

アウトドアイメージが強かったベースモデルの印象が大きく変化！

クリアブラックのケースとバンド、GA-2200SKL-8AJF

クリアレッドのケースとバンド、GA-2200SKL-4AJF

スキーやスケートなどのウィンタースポーツはもとより、春に向けてのファッションで手元を彩るアクセントとしても注目。価格は3モデル共通で、各17,600円。

実用性も魅力のNEON ACCENTシリーズ

ブラック＋ネオンカラーの「NEON ACCENTシリーズ」が登場。ブラックをベースに蛍光色のブルー・グリーン・オレンジを針やダイヤルに使用し、デザイン性と視認性を向上。夜や暗所での使用にも心強い。

ステルスなベゼルのレターも魅力！

GA-2100-1A2JF。3モデルとも、液晶文字の色までアクセントカラーに合わせているのだ

個人的には蛍光ペンを思い出す。GA-2100-1A3JF（左）とGA-2100-1A4JF（右）

人気のオクタゴンベゼルが特徴的な「GA-2100」をベースモデルに、スポーティーで実用的なカラーバリエーションとなっている。モノトーンのシンプルなファッションに合わせて、ポップなアクセントとしても使えるだろう。キャップやスニーカーとの組み合わせを考えるのも楽しそうだ。機能と性能はベースモデルと同様。価格は各14,850円。

まさに大人のタフネス、MIDNIGHT FOGシリーズ

MIDNIGHT FOG（真夜中の霧）をテーマに、シックなカラーのシリーズが登場。ベースモデルには、メタルカバードでスクエアケースの「GM-5600」と「GM-S5600」、薄型ケースとオクタゴンベゼルが特徴の「GM-2100」と「GM-S2100」、そして武骨で堅牢なフォルムの「GM-110」という5機種を採用した。

ホーニング加工によるベゼルの質感に注目

ひと回りコンパクトなミッドサイズモデルもより精緻に見える

カシオのCMFは、こういった「素材ならではの表現」を積極的に追求している。CMFとは、Color、Material、Finish（色、素材、仕上げ）を変えることで、既存の製品に新たな付加価値を生み出すプロダクトデザインの考え方

各モデルとも、新色のブラウンを含むカラーIPのホーニング加工を施したメタルベゼルに、マットな質感のウレタン製スケルトンバンドを装着。ここでいうホーニング加工とは、金属の表面に砂や研磨剤を吹き付けることで超微細な傷を付け、マットな質感を与える研磨手法。ガラス製品にも使用される、いわゆる「サンドブラスト」に近い。これにより、ステンレス独特のギラつきがなくなり、落ち着いた風合いになるのだ。