JR東海は16日、新CM「会うって、特別だったんだ。」を公開したと発表した。「クリスマス・エクスプレス」シリーズ第1作に出演した深津絵里さんを起用し、出張中のビジネスパーソンが「別れ際にふと手を振り合うシーン」を印象的に描いたCMとなっている。

  • JR東海の新CM「会うって、特別だったんだ。」のキービジュアル

深津さんが1988(昭和63)年に出演した「クリスマス・エクスプレス」シリーズ第1作では、「会うのが、いちばん。」をキャッチコピーに展開し、多くの反響を得たという。

今回のCMキャンペーンは、新型コロナウイルス感染症の影響が続く現在、「『会いたいのに、会えない』という日々を経験する中で、“会うことの価値”をもう一度見つめ直したい」との思いから始まった。「時代は変わり技術は進歩を遂げても、人と人の『会いたい』という気持ちはきっと変わりません」「会いたい人に安心して会いに行けるその日に向けて、東海道新幹線はこれからも皆様の『会う』を支え続けてまいります」と説明している。

  • 新CMで深津さんは出張中のビジネスパーソンを演じる

新CMは深津さん演じるビジネスパーソンが、大阪出張の帰り際、東京行の新幹線に乗り込むシーンからスタート。窓側の席に座ってコーヒーをひと口飲み、窓の外を見ながらその日の出来事を思い返す。取引先と対面での打ち合わせ。深津さんが身振り手振りも交えてプレゼンを行い、充実した議論が繰り広げられた後、ビルの1階で別れの挨拶を交わす一同。取引先の2人が照れくさそうな様子で手を振ると、深津さんたちも少し恥ずかしながら手を振り返す。打ち合わせの後、少し心が近くなる瞬間を描き、「会うって、特別だったんだ。」というメッセージを映像化した。

CM内の楽曲として、odolが書き下ろした新曲「望み」を使用。「直接会うことで、自然と笑顔が溢れ出す。そんなシーンに今の自分たちを重ねながら、確かにそこに存在する空気や温度を歌にしました」とコメントしている。

  • 1月17日以降に掲出される広告のイメージ

JR東海の新CM「会うって、特別だったんだ。」は、1月16日の日曜劇場『DCU』(TBS系)内で60秒版が放映された。30秒版は東京地区・静岡地区・名古屋地区・大阪地区で1月17日から放映される。1月17日以降、東京・名古屋・大阪で屋外広告等の掲出も予定している。