テレビ東京の新グルメ番組『黄金の定食』(16日スタート 毎週日曜25:35〜)のオンライン会見が14日に行われ、大橋和也(なにわ男子)、長谷川忍(シソンヌ)、佐久間宣行プロデューサーが登場した。
同番組はなにわ男子リーダーの大橋和也と、人気コンビ、シソンヌの長谷川忍がMCを務めるグルメ番組。町の定食屋さんから知る人ぞ知る名店まで、様々なお店を巡り、どの定食を食べるか悩みぬいて、選んだ定食をひたすら食べまくる。
大橋は「どうも、なにわ男子のリーダー、プリン食べすぎておしりプリンプリン! 大橋和也です」と画面越しにお尻を振るなど、元気いっぱいに登場。それにつられて長谷川も「イクラ食べすぎて通風で痛い痛い!」と自己紹介するも「すいません、申し訳ないです」と自分で苦笑する。
番組について、佐久間プロデューサーは「グルメ番組史上1番食べる場面が長いんじゃないか」と表し、「食べるところをライブととらえて音楽を3曲くらいかけてお見せする。見たらびっくりするかもしれないけど、今の時代にぴったりな番組を作れてるような気がする。何より2人がすごくうまそうに食うので、その姿を見てもらいたい」と見どころを明かす。
大橋が「まずこの番組がグルメ番組なのかバラエティ番組なのか全然わかってなくて、佐久間さんは『ゴッドタン』とか……言っていいのかわからないですけど」と話し始めると、佐久間プロデューサーは「ジャニーズが(『ゴッドタン』と)言っていいのか」と苦笑。2人がメニュー決めに悩む間にディレクター、常連客などが先に定食を食べるという構成だそうで、大橋は「『ピラメキーノ』も見てたけど幼い時だったのでわからなくて、見返したらほんまに面白いなと。グルメ番組プラスバラエティで、新しいものを長谷川さんと作っていきたいということなので、模索しながら楽しい番組を作りたいと思っております」と意気込んだ。
互いの印象を聞かれると、長谷川は「大橋くんは後輩感、末っ子感がすごくあって、一緒にいるとかまってあげたくなる。非常にかわいらしい天然な部分もあるけど、コメントとか自分で思ったことをちゃんと言葉にしてしゃべれるのでそういったギャップも魅力」と絶賛。さらに「さっき知ったんですけど、なにわ男子のリーダーだったんだって。1番リーダーぽくないと思ってたのに」と驚き、「よくよく考えればコメントの強さとか番組の仕切りとかやるので、そういったところでリーダーなんだなと思いました」とまとめる。逆に大橋は「ネタとかコントとか見させていただいたときに面白い方だなと思って。大きいので会った時は怖いなというイメージあったんですけど、いざしゃべってみたら、ヨイショというか、立ててくれるんですよ。僕の言葉も全部拾ってくださったり」と感謝。「初めての収録の時も、『買い物行きましょう』と誘ったら『行こう行こう!』と言ってくれて、一緒に買い物して靴下買いました」と、早速プライベートのエピソードも飛び出す。
番組では定食が沢山出てくるが、普段は「絶対にメンバーと違うものを頼む」という大橋は「『ちょうだい星人』と呼ばれていて、『ちょうだい』と言うともらえないので、みんながよそ向いたときにとったろという気持ちで違うものを選んでます」と普段の様子も。グループ内では「お兄さんチームがおごる」というルールがあるそうで「20歳より上の人がおごる。10代が道枝駿佑と長尾(謙杜)なので、毎回『ごはん行きましょう』と言われます」と説明する大橋に、長谷川は「吉本もそうですけど、グループ内で!?」と驚き、おごりルールについては「渡辺直美にもごちそうしなきゃいけない。1番納得いかない」とぼやく。また思い出に残る定食について聞かれると、大橋は「高校生の頃からお世話になってるやよい軒さん。今でもめちゃくちゃお世話になってるんです。1000円持って行ったらお腹いっぱい食べれるので」と紹介し、「すき焼き定食は、なにわになってから肉ダブル(牛肉2倍)を頼んで、絶対に卵焼きをつけるんですけど、その組み合わせが高校生の頃から変わってない」と語った。
グループの中でソロでレギュラー番組のMCを務めるのは初ということで、大橋は「自分でも初めてだしメンバーでも初めてということで。しゃべりがめちゃくちゃ上手とかではないんです。メンバーの中にもしゃべりが上手な子がいる中でこうやってグルメ=僕と考えてくださってるのがすごく嬉しくて頑張りたいという気持ちでいっぱいです」と心境を吐露。「メンバーに伝えたら、年下組『めっちゃええやん! 何食べれるん!?』、年上組は『え、佐久間さん!? ゴッドタン!? となって盛り上がりました」という大橋に、佐久間Pが「どっちなの? 心配ってこと?」と尋ねると、大橋は「事務所の方達はめっちゃ心配してました」と答える。「マネージャーさんとかに『僕(大橋)を出すのは本当に勇気のいることなんや』と言われました。今まで藤原丈一郎とかついていたので、1人はほんまに勇気いったと。でも、どう調理されるのかはめちゃくちゃ楽しみなんです。バラエティ番組をたくさん作ってらっしゃる方で、バラエティをもっと知りたいと思ってたので、勉強もかねて楽しめたらと思います」と思いを伝えた。