東武鉄道と野村不動産は、東武スカイツリーライン北千住駅にボックス型サテライトオフィス「EKI DESK(エキデスク) by H1T BOX(エイチワンティーボックス)」を設置したと発表した。働き方の多様化によりテレワークが浸透する中、両社が連携して駅ナカのテレワーク環境を整備しようとする取組みとなる。

  • ボックス型サテライトオフィス「EKI DESK by H1T BOX」

  • 北千住駅構内の「EKI DESK」設置場所図

店舗型のサテライトオフィスとして、東武鉄道では2020年6月から「ソライエ プラスワーク」、野村不動産は2019年10月から「エイチワンティー」を展開してきた。今回設置した「エキデスク」は、「ソライエ プラスワーク」「エイチワンティー」いずれかの法人会員が利用可能で、いずれの専用システムからも予約できる。今後、個人会員への利用拡大を検討しているという。

北千住駅南口改札付近に2台設置され、事前予約制で利用時間は7~22時。利用料金は15分250円。調整可能な照度・空調設備、通信環境・リクライニングチェア・モニターを備える。入退室はスマートフォンまたは交通系ICカードなどで行う。東武鉄道は今後も東武沿線の駅ナカを中心に、「エキデスク」の設置を進めるとしている。