レクサスといえば都会的なイメージの高級車ブランドだが、レクサス車にオフロード仕様は似合うのだろうか? SUVの新型「NX」をベースにしたオフロード仕様のコンセプトカーを見てきた。

  • レクサスのコンセプトカー「LEXUS NX PHEV OFFROAD Concept」

    レクサスのコンセプトカー「LEXUS NX PHEV OFFROAD Concept」

レクサスはアドベンチャースタイルもカッコいい

レクサスのコンセプトカー「LEXUS NX PHEV OFFROAD Concept」は、新型「NX」のプラグインハイブリッド車(PHEV)「NX 450+」をベースとする。ベース車との違いはエクステリアの随所に施されたマットブラック塗装やオールテレーンタイヤなど。都市型SUVの印象が強いNXだが、こういう乗り方もできるというレクサスからの提案だ。同社としては、PHEVのように環境に配慮したクルマでも楽しく乗ってもらいたいとの思いを込めているという。

■ベース車「NX 450+」の概要

ボディサイズ 全長4,660mm、全幅1,865mm、全高1,675mmm
パワートレイン 2.5L直列4気筒プラグインハイブリッドシステム
フロントモーター 最大出力182ps、最大トルク270Nm
リヤモーター 最大出力54ps、最大トルク121Nm
駆動方式 E-Four(電気式4輪駆動)

■ベース車との違い

ボディカラー アイアンオキサイド(Iron Oxide)
フロント スモーク塗装LEXUSエンブレム、マットブラック塗装グリル
サイド スモーク塗装ドアミラーバイザー、ウィンドウ/ベルトモール、マットブラック塗装ドアハンドル、265/65R17オールテレーンタイヤ&17インチ×7Jホイール
リア スモーク塗装車名バッジ、LEXUSロゴ
ルーフ マットブラック塗装ルーフレール、マットブラック塗装キャリアバスケット
  • レクサスのコンセプトカー「LEXUS NX PHEV OFFROAD Concept」
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  • ボディカラーは市販車にはない新色。随所に入るマットブラック塗装も特徴だ

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    ルーフに載っているバスケットはTHULE製だが、その下の部分はレクサス純正のオプションだ

レクサス車でPHEVを採用したのは新型NXが初めて。外出先でバッテリーから電力を取り出せるので、アウトドア仕様にはぴったりのシステムだ。この仕様がNXの新たなグレードとして売り出されるかどうかは現時点で不明だが、レクサス広報は「反響も見ながら」といっていたので、可能性が全くないわけでもなさそうだ。