OpenWork働きがい研究所は1月13日、「『日本の残業時間』四半期速報」2021年10-12月集計を発表した。同調査は、「OpenWork」に集まる社員クチコミデータから、四半期ごとの残業時間を集計したもの。

  • 日本の残業時間定点観測

    日本の残業時間定点観測

全体の平均残業時間は、10-12月集計では24.61時間/月となり、7-9月集計の24.56時間/月から0.05時間の微増となった。

  • 業種別残業時間定点観測

    業種別残業時間定点観測

業種別にみると、残業時間が1時間以上増加した業種は、「行政機関、社団法人、学校法人」で27.53時間/月(+3.14)と、3時間以上増加。「不動産・建設」は1時間以上増加し34.75時間/月(+1.82)に。

一方、7-9月集計で40時間台だった「コンサルティング」は3時間以上減少し、38.37時間/月(-3.47)という結果に。最も残業が少ない業種は「メディカル」で、さらに2時間近く減少し13.72時間/月(-1.97)となった。